PRIMECLUSTER Wizard for Oracle では、Oracle インスタンス、リスナーの起動・停止(Online 処理・Offline 処理)の前後で、ユーザー独自の処理を実行させることができます。例えば、Oracle インスタンス、リスナーの起動・停止に連動して、アプリケーションの起動・停止や、バッチ処理を実行することができます。
参照
スクリプトの設定方法は、”2.2.8 Oracle リソースの作成/設定” または “2.3.5 Oracle RAC インスタンス、リスナーリソースの作成” を参照してください。
スクリプト
PreOnlineScript
Online 処理の前に実行されます。
PostOnlineScript
Online 処理の後に実行されます。
PreOfflineScript
Offline 処理の前に実行されます。
PostOfflineScript
Offline 処理の後に実行されます。
FaultScript
Fault 発生時に実行されます。
留意事項
root ユーザーで実行されます。
exit コード 0 で正常終了です。0 以外の場合は異常終了となり、Online 処理または Offline 処理が異常となります。
スクリプトの実行時間が ScriptTimeout を超えると異常終了となり、Online 処理または Offline 処理が異常となります。
各スクリプトには、RMS で定義された環境変数が設定されています。
参照
各スクリプトの詳細は 「PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書」 の 「2.6.3 スクリプト」 などを参照してください。