ここでは、userApplication の作成と、Oracle 以外のリソースの設定を行います。Oracle のリソースの設定は、データベース作成後に行います。
Oracle9i RAC スケーラブル運用の場合
Oracle9i RAC スケーラブル運用では下図のように、Oracle リソース以外の構成を先に作成します。
スタンバイ運用の場合
スタンバイ運用では下図のように、Oracle リソース以外の構成を先に作成します。
GDS の設定
GDS は、スケーラブル運用の場合 ”同時共用ディスク”、スタンバイ運用の場合 ”切替えディスク” として設定します。Oracleのシステムテーブルスペースを配置するための Disk Class と その他のデータを配置するための Disk Class を別々に用意し、Oracle のシステムテーブルスペース用 Disk Class は、MONITORONLY 属性 “NO”、その他のデータ用 Disk Class は、MONITORONLY 属性 “YES” と設定しての運用も可能です。
userApplication の設定
「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」 の 「第6章 クラスタアプリケーションの構築」 に従い userApplication を作成してください。
userApplication は、userApplication Configuration Wizard を使用して設定します。userApplication Configuration Wizard は、メニューから情報を選択しながら設定を行うウィザード形式になっています。