新規に出荷される富士通製ネットワーク機器の管理について
Network Assistは、最新機種を順次サポートしています。
追加モジュール(ノード定義データ)を監視サーバに適用することにより、バージョンアップ製品のインストールなしで新規出荷の富士通製ネットワーク機器の詳細監視が可能になります。
保守・運用支援サービス「SupportDesk」を契約していただくことで、本商品出荷時に未サポートの新機種・新ラインセットに対する追加モジュール(ノード定義データ)をダウンロードすることができます。
富士通製ネットワーク機器以外の装置の管理について
下記の条件を満たしている装置であれば、汎用機器として装置のビューを画像イメージでなく表形式で表示、、通信インタフェース単位の実装・状態表示などの監視を行うことができます。
RFC1213を実装するルータ/スイッチ
RFC1516を実装するハブ
なお、標準サポート対象機器以外の機器でフェイスプレート(LED状態等)の表示を含めたサポート要望があれば、Systemwalkerネットワーク管理適用設計サービス(有償)で対応します。
サポートするSNMPのバージョンについて
以下のSNMPのバージョンをサポートしています。
SNMPv1
SNMPv2c
SNMPv3
Syslog監視をする際の、ネットワーク機器の設定に関する注意事項について
[監視対象とする全てのネットワーク機器]
SyslogのSeverity値(*)が以下の範囲内となるように設定し、Network Assistを導入している監視サーバへ転送するようにしてください。
0(emergency) から 4(warning) まで
(*)詳細はRFC3164を参照してください。
[IPCOM S2000シリーズ]
IPCOM S2000シリーズでは、設定によってSyslogを大量に発行・転送する場合があります。この場合Network Assistで発生事象を確認・切りわけしにくくなりますので、監視範囲を装置異常・ポート状態に関する以下のものに絞り込んでください。
elog(エラーログ:emergency~warningの範囲)
llog(ラインログ:emergency~warningの範囲)
上記以外のログ(セッションログなど)を監視する場合は、Syslog用に別サーバを設置して監視する、あるいは装置内部に保存しているログ情報をコンソールから直接参照するようにしてください。
設定方法については、ネットワーク機器のマニュアルをご参照ください。