自動情報収集タイマーの設定では状態ポーリングと統計ポーリングのタイムアウト時間とリトライアウト回数を設定します。
(GEE版のみ)
Network Assist GEE版では、自動情報収集タイマーは、ノードとONAに分けて設定することができます。
以下に自動情報収集タイマーの設定手順を説明します。
リトライアウト回数を設定します。
設定可能範囲は0(回)~10(回)です。
タイムアウト時間を設定します。
設定可能範囲は1(秒)~60(秒)です。
[適用]ボタンをクリックします。
注意
自動情報収集タイマーの設定を有効にするためには、Network Assistサービスの再起動が必要です。Network Assistサービスの起動と終了の方法は“第2章 Network Assistサービスの起動と終了”を参照してください。
デフォルト値は以下の通りです。
(SE版の場合)
自動収集タイマー(ノード)
タイムアウト時間 20秒
リトライアウト回数 3回
(GEE版の場合)
自動収集タイマー(ONA)
タイムアウト時間 5秒
リトライアウト回数 3回
ポイント
設定時の留意点
装置機種毎のMIB収集時間最小値の目安は下記の通りです。 これらの値はネットワークの形態やネットワークトラフィック負荷および装置の負荷状況により大きくなります。よって、タイムアウトおよびリトライアウトを変更する際にはこれらを考慮した上で設定するように注意してください。
タイムアウト時間×リトライアウト回数を小さな値とした場合に、装置からのMIB収集がタイムアウトするにもかかわらず、ping応答は正常といった状態となることなどが考えられます。
ノードの機種 | MIB収集時間 |
---|---|
ルータ | 0.02秒 |
ハブ | 0.40秒 |
スイッチングルータ | 0.03秒 |
FDDIリング | 0.40秒 |
インターネット/セキュリティターミナル | 0.20秒 |
GS/PRIMEFORCEネットワークアダプター(GEE版のみ) ※ONAは除きます | 0.02秒 |
(GEE版のみ)
ONA監視においては、ping応答が正常であればping実行時に設定したタイムアウト時間×リトライアウト回数を設定してください。