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Symfoware Server V12.0.0 SQLTOOLユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.2 ACCESS PLAN文

機能

SQL文単位のアクセスプランの取得を制御する機能です。

記述形式

ACCESS PLAN ON ファイル名 [, [出力レベル][, [実行レベル][, [SQLアドバイザ出力レベル]]]] 
ACCESS PLAN OFF
ON:

アクセスプランの取得を開始します。

OFF:

アクセスプランの取得を終了します。

ファイル名:

サーバ側の出力先ファイル名を絶対パスで指定します。指定されたファイルがすでに存在する場合は、情報を追加して出力します。

出力レベル:

1|2(省略された場合は、2が指定されたものとみなして動作します。)

  • 1:セクション情報のみ出力

  • 2:セクション内の各エレメント詳細情報も出力

実行レベル:

EXE|NOEXE(省略された場合は、EXEが指定されたものとみなして動作します。)

  • EXE:アクセスプラン取得とデータベースのアクセスを実行します。

  • NOEXE:アクセスプランのみ取得します。

SQLアドバイザ出力レベル:

ADVICE|NOADVICE(省略された場合は、ADVICEが指定されたものとみなして動作します。)

  • ADVICE:SQLアドバイザ(SQL文に対するアドバイスを出力)を利用します。

  • NOADVICE:SQLアドバイザ(SQL文に対するアドバイスを出力)を利用しません。

一般規則

アクセスプラン取得開始(ACCESS PLAN ON ~)からアクセスプラン取得終了(ACCESS PLAN OFF)までに実行したSQL文のアクセスプランを取得します。

ACCESS PLAN文を実行すると、クライアント用の動作環境ファイルの実行パラメタ“ACCESS_PLAN”の指定は無視されます。

アクセスプラン取得対象のSQL文は次のSQL文です。これ以外のSQL文を実行してもアクセスプランは取得されません。

注意

呼び出したプロシジャルーチン中のSELECT文、INSERT文、UPDATE文およびDELETE文のアクセスプランを取得します。

アクセスプランで取得する情報については、“4.2.4 アクセスプランの出力形式”を参照してください。

使用例

アクセスプラン取得開始
SQL>ACCESS PLAN ON /tmp/plan, 1, NOEXE
SQL>DELETE FROM SCM1.TBL1 WHERE COL1 = 1
アクセスプラン取得終了
SQL>ACCESS PLAN OFF