機能
SQL文単位のアクセスプランの取得を制御する機能です。
記述形式
ACCESS PLAN ON ファイル名 [, [出力レベル][, [実行レベル][, [SQLアドバイザ出力レベル]]]] ACCESS PLAN OFF
アクセスプランの取得を開始します。
アクセスプランの取得を終了します。
サーバ側の出力先ファイル名を絶対パスで指定します。指定されたファイルがすでに存在する場合は、情報を追加して出力します。
1|2(省略された場合は、2が指定されたものとみなして動作します。)
1:セクション情報のみ出力
2:セクション内の各エレメント詳細情報も出力
EXE|NOEXE(省略された場合は、EXEが指定されたものとみなして動作します。)
EXE:アクセスプラン取得とデータベースのアクセスを実行します。
NOEXE:アクセスプランのみ取得します。
ADVICE|NOADVICE(省略された場合は、ADVICEが指定されたものとみなして動作します。)
ADVICE:SQLアドバイザ(SQL文に対するアドバイスを出力)を利用します。
NOADVICE:SQLアドバイザ(SQL文に対するアドバイスを出力)を利用しません。
一般規則
アクセスプラン取得開始(ACCESS PLAN ON ~)からアクセスプラン取得終了(ACCESS PLAN OFF)までに実行したSQL文のアクセスプランを取得します。
ACCESS PLAN文を実行すると、クライアント用の動作環境ファイルの実行パラメタ“ACCESS_PLAN”の指定は無視されます。
アクセスプラン取得対象のSQL文は次のSQL文です。これ以外のSQL文を実行してもアクセスプランは取得されません。
SELECT文
INSERT文
UPDATE文:探索
DELETE文:探索
CALL文
注意
呼び出したプロシジャルーチン中のSELECT文、INSERT文、UPDATE文およびDELETE文のアクセスプランを取得します。
アクセスプランで取得する情報については、“4.2.4 アクセスプランの出力形式”を参照してください。
使用例
SQL>ACCESS PLAN ON /tmp/plan, 1, NOEXE SQL>DELETE FROM SCM1.TBL1 WHERE COL1 = 1
SQL>ACCESS PLAN OFF