機能説明
クラスタシステムおよび構成種別を設定/解除します。
コマンド形式
コマンド形式を以下に示します。
【UNIX版】
# /opt/FJSVmpor/bin/mporsetclst { -s { primecluster | suncluster3 | oraclecluster } | -d | -v } -t { hot_standby | multi_standby | scalable } <ENTER> |
【Windows版】
mporsetclst.exe { -s { mscs | oraclecluster } | -d | -v } -t { hot_standby | scalable} <ENTER> |
オプション
[第1パラメタ]
クラスタ環境の設定を行う場合に指定します。
以下のいずれかのクラスタシステムを設定します。
PRIMECLUSTER向けの設定を行います。
Oracle Solaris Cluster向けの設定を行います。
Windows(R) Fail Over Clustering向けの設定を行います。
Oracle Clusterware向けの設定を行います。
クラスタ環境の解除を行う場合に指定します。
クラスタ環境設定状態を表示する場合に指定します。
[第2パラメタ]
運用形態を指定します。
運用形態を指定します。
以下のいずれかを設定します。
運用待機(1:1)構成の設定を行います。
相互待機構成の設定を行います。
スケーラブル構成の設定を行います。
実行に必要な権限/実行環境
【UNIX版】
クラスタシステムで構成されている業務サーバ上で実行します。
スーパーユーザで実行する必要があります。
【Windows版】
クラスタシステムで構成されている業務サーバ上で実行します。
Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。
例
使用例
【UNIX版】
クラスタ種別にprimecluster、運用形態にスケーラブル構成を設定する
# /opt/FJSVmpor/bin/mporsetclst -s primecluster -t scalable <ENTER> |
クラスタ種別を解除する
# /opt/FJSVmpor/bin/mporsetclst -d <ENTER> |
設定されているクラスタ種別を表示する
# /opt/FJSVmpor/bin/mporsetclst -v <ENTER> |
【Windows版】
クラスタ種別にmscs、運用形態に運用待機(1:1)を設定する
mporsetclst.exe -s mscs -t hot_standby <ENTER> |
クラスタ種別を解除する
mporsetclst.exe -d <ENTER> |
設定されているクラスタ種別を表示する
mporsetclst.exe -v <ENTER> |