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Systemwalker for Oracle エージェントクラスタユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.5.1 スケーラブル構成の場合

クラスタシステムがスケーラブル構成である場合の解除方法について説明します。

以下に解除手順を図に示します。

7.5.1.1 ノード識別番号ファイルの削除[全ノードでの操作]

クラスタシステムの環境設定の操作で作成したノード識別番号ファイルを削除します。
ノード識別番号ファイルの削除は、全ノードで行ってください。
コマンドは、Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。

del Systemwalkerインストールフォルダ\MpWalker.or\usr\custom\cluster\rac-no.env <ENTER>

7.5.1.2 クラスタ環境設定コマンドの実行(解除)[全ノードでの操作]

以下のコマンドを実行し、クラスタ環境の解除を行ってください。
クラスタ環境設定コマンドの実行(解除)は、全ノードで行ってください。
コマンドは、Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。

mporsetclst.exe -d <ENTER>


クラスタ環境設定コマンドの実行後、以下のオプションを指定してクラスタ環境設定の設定状態を確認してください。

mporsetclst.exe -v <ENTER>
mporsetclst  : mporsetclst information
               This system is not on a cluster.

7.5.1.3 Systemwalker for Oracleの監視サービスのスタートアップ種類の確認[全ノードでの操作]

Systemwalker for Oracleの監視サービス(Systemwalker for Oracle Monitor)のスタートアップの種類は、Systemwalker for Oracleのクラスタ環境設定コマンド(解除)を実行すると[自動]に設定されています。


スタートアップの種類が[自動]に設定されていることを、以下の手順で確認してください。

  1. コントロールパネルから、管理ツールの[サービス]ダイアログボックスを開きます。

  2. Systemwalker for Oracle Monitorを選択し右クリックで、[プロパティ]-[全般]を選択します。

  3. スタートアップの種類が[自動]に設定にされていることを確認します。
    もし、[自動]以外が設定されている場合は、[自動]に再設定し、[OK]ボタンをクリックします。