インストールレス型エージェント監視を行う場合に必要となるクラスタ運用形態の情報について設定します。以下の項目の設定が必要となります。
「クラスタ運用形態」
「クラスタ運用形態」には、インストールレス型エージェント監視の監視対象となる非監視システムのクラスタの運用形態を設定します。
注意
「クラスタ運用形態」に関する注意事項
クラスタ運用形態は、クラスタシステムを構成するすべてのエージェントを導入していないサーバで、同じ値を設定してください。
インストールレス型エージェント監視Oracle環境情報設定コマンドで設定する項目
「Oracle環境情報定義ファイル」内に設定する位置については、“Systemwalker for Oracle 導入ガイド”-“Oracleの監視を行うための設定”を確認してください。
定 義 | 項 目 | 最大項目長 | 設定位置 | 設定する値 |
---|---|---|---|---|
CLS_MODE | クラスタ運用形態 | 13 | [AGENT_ENV]内 |
|
設定例
例
<例1>
[クラスタ構成] 運用待機(1:1)構成
[Alertログファイル] クラスタシステム内で同一のディレクトリを使用
以下はUNIX版に対する設定例です。
Oracle環境情報定義ファイルの内容例
Oracle環境情報定義ファイルの設定内容は以下のようになります。
;サーバ情報 |
例
<例2>
[クラスタ構成] スケーラブル構成
[Alertログファイル] クラスタシステム内で異なるディレクトリを使用
この場合、「Alertログファイルの扱い」は「使用しない」を指定します。
以下はUNIX版に対する設定例です。
Oracle環境情報定義ファイルの内容例
Oracle環境情報定義ファイルの設定内容は以下のようになります。
;サーバ情報 |