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Systemwalker for Oracle 導入ガイド
FUJITSU Software

8.1.3 業務サーバおよび部門管理サーバからアンインストールする前に行うこと【UNIX版】

業務サーバおよび部門管理サーバからSystemwalker for Oracleをアンインストールする場合に、事前に行っておく作業について説明します。


デーモンの停止

Systemwalker for Oracleのデーモンを停止します。
以下のコマンドを実行してください。
コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。

【Solaris版】

# /etc/rc0.d/K53mpor stop <ENTER>

【Linux版】

# /etc/rc.d/rc0.d/K53zfjsvmpor stop <ENTER>

環境設定の解除

Systemwalker Centric Managerに対して行った設定は、アンインストールしても元に戻されません。設定を解除する場合は、以下のコマンドを実行してください。
コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。

# /opt/FJSVmpor/bin/mporbsetup -d <ENTER>

なお、解除した情報は、Systemwalker Centric Managerの再起動を実施することにより反映されます。


注意

環境設定コマンド実行時の注意事項

  • コマンド実行中は、対象のサーバに対してSystemwalker Centric Managerからイベント監視の条件定義の変更操作は行わないでください。
    イベント監視の条件定義の詳細については“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。

  • アンインストールを行った後にSystemwalker Centric Managerの再起動を行うため、コマンド終了時に出力されるSystemwalker Centric Managerのデーモン再起動メッセージに対しては「n」を選択してください。

SELinuxポリシーの解除Red Hat Enterprise Linux 6】

SELinuxが有効となっている場合、Systemwalker for Oracleが動作するために適用したSELinuxのポリシーを削除します。

SELinuxポリシー適用コマンドを実行し、SELinuxのポリシーをシステムから削除します。

# /opt/FJSVmpor/bin/mporsepolapply -d <ENTER>

メニュー削除

Systemwalkerコンソール上のノードに登録したメニューを削除します。
運用管理クライアント(運用管理サーバがWindows版である場合は、運用管理サーバでも操作可能)で以下のコマンドを実行してください。
コマンドは、AdministratorsグループまたはDmAdminグループに属するユーザで実行する必要があります。

<運用管理サーバでコマンドを実行する場合>

MpOrSetmenu.exe -d 業務サーバ名/部門管理サーバ名 <ENTER>

<運用管理クライアントでコマンドを実行する場合>

運用管理クライアントにインストールされているSystemwalker Centric Managerのバージョンが V13.3.0以降の場合。

MpOrSetmenu.exe -d -n webhost 業務サーバ名/部門管理サーバ名<ENTER>

webhost

WEBサーバ名(接続先運用管理サーバ名)を指定します。

運用管理クライアントにインストールされているSystemwalker Centric Managerのバージョンが V13.2.0以前の場合。

MpOrSetmenu.exe -d 業務サーバ名/部門管理サーバ名 <ENTER>

注意

Systemwalker for Oracleのメニューを削除する際の注意事項

運用管理サーバにSystemwalker Centric Manager V13.2.0以降がインストールされている場合、認証プロンプトが表示されることがあります。認証プロンプトには、運用管理サーバのAdministrators権限またはDmAdmin権限を持ったユーザ名およびパスワードを入力してください。