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Systemwalker for Oracle 導入ガイド
FUJITSU Software

8.1.1 運用管理サーバからアンインストールする前に行うこと【UNIX版】

運用管理サーバからSystemwalker for Oracleをアンインストールする場合に、事前に行っておく作業について説明します。

運用管理サーバにインストールされているOracleを監視している場合の設定の解除

運用管理サーバにインストールされているOracleを監視している場合、以下の作業を行ってください。

  1. デーモン停止

    Systemwalker for Oracleのデーモンを停止します。
    以下のコマンドを実行してください。
    コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。

    【Solarisの場合】

    # /etc/rc0.d/K53mpor stop <ENTER>

    【Linuxの場合】

    # /etc/rc.d/rc0.d/K53zfjsvmpor stop <ENTER>

  2. 監視対象サーバとしての環境設定の解除

    Systemwalker Centric Managerに対して行った設定は、アンインストールしても解除されません。設定を解除する場合は、以下の環境設定コマンドを実行してください。
    コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。

    # /opt/FJSVmpor/bin/mporbsetup -d <ENTER>

    なお、解除した情報はSystemwalker Centric Managerの再起動を実施することにより反映されます。

    注意

    環境設定コマンド実行時の注意事項

    • コマンド実行中は、対象のサーバに対してSystemwalker Centric Managerからイベント監視の条件定義の変更操作は行わないでください。
      イベント監視の条件定義の詳細については“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。

    • アンインストールを行った後にSystemwalker Centric Managerの再起動を行うため、コマンド終了時に出力されるSystemwalker Centric Managerのデーモン再起動メッセージに対しては「n」を選択してください。

インストールレス型エージェント監視を行っている場合の設定の解除

インストールレス型エージェント監視を行っている場合、以下の作業を行ってください。

  1. インストールレス型エージェント監視デーモン停止

    Systemwalker for Oracleのインストールレス型エージェント監視デーモンを停止します。
    以下のコマンドを実行してください。
    コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。

    【Solarisの場合】

    # /etc/rc0.d/K53mporals stop <ENTER>

    【Linuxの場合】

    # /etc/rc.d/rc0.d/K53zfjsvmporals stop <ENTER>

  2. 環境設定の解除

    以下の環境設定コマンドで解除を実行してください。
    コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。

    # /opt/FJSVmpor/bin/mporalssetup -d <ENTER>

    ポイント

    Red Hat Enterprise Linux 6の環境では、SELinuxのタイプ変更に関するメッセージが出力されます。
    詳細は“Systemwalker for Oracle 運用ガイド”-“mporalssetup(インストールレス型エージェント監視環境設定コマンド)”を参照してください。

環境設定の解除

Systemwalker Centric Managerに対して行った設定は、アンインストールしても元に戻されません。設定を解除する場合は、以下のコマンドを実行してください。
コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。

# /opt/FJSVmpor/bin/mpormsetup -d <ENTER>

なお、解除した情報はSystemwalker Centric Managerの再起動を実施することにより反映されます。

注意

環境設定の解除を行う際の注意事項

  • コマンド実行中は、対象のサーバに対してSystemwalker Centric Managerからイベント監視の条件定義の変更操作は行わないでください。
    イベント監視の条件定義の詳細については“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。

  • アンインストールを行った後にSystemwalker Centric Managerの再起動を行うため、コマンド終了時に出力されるSystemwalker Centric Managerのデーモン再起動メッセージに対しては「n」を選択してください。

Webサーバ定義の削除

Webサーバに定義したSystemwalker for Oracleの設定を削除して、Webサーバの再起動を行ってください。

SELinuxポリシーの解除Red Hat Enterprise Linux 6】

SELinuxが有効となっている場合、Systemwalker for Oracleが動作するために適用したSELinuxのポリシーを削除します。

SELinuxポリシー適用コマンドを実行し、SELinuxのポリシーをシステムから削除します。
コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。

# /opt/FJSVmpor/bin/mporsepolapply -d <ENTER>

メニュー削除

Systemwalkerコンソール上のノードに登録したメニューを削除します。
運用管理クライアントで以下のコマンドを実行してください。
コマンドは、AdministratorsグループまたはDmAdminグループに属するユーザで実行する必要があります。

<運用管理クライアントにインストールされているSystemwalker Centric Managerのバージョンが V13.3.0以降の場合>

MpOrSetmenu.exe -d -n webhost <ENTER>

webhost

WEBサーバ名(接続先運用管理サーバ名)を指定します。

<運用管理クライアントにインストールされているSystemwalker Centric Managerのバージョンが V13.2.0以前の場合>

MpOrSetmenu.exe -d <ENTER>

注意

Systemwalker for Oracleのメニューを削除する際の注意事項

運用管理サーバにSystemwalker Centric Manager V13.2.0以降がインストールされている場合、認証プロンプトが表示されることがあります。認証プロンプトには、運用管理サーバのAdministrators権限またはDmAdmin権限を持ったユーザ名およびパスワードを入力してください。