Systemwalker for OracleをSolaris 10以降に導入する際の注意事項について説明します。
Zone機能について
Solaris 10のNon-global ZoneへSystemwalker for Oracleをインストールする場合、以下の注意があります。
論理ネットワークインタフェースがGlobal Zoneから1つ以上割り当てられている必要があります。
以下に示すディレクトリは、Zoneの機能である「ディレクトリの継承」は利用することができません。
/opt 以下すべて
/etc 以下すべて
/var 以下すべて
/usr 以下すべて
/lib 以下すべて
Systemwalker for Oracleのインストール先ディレクトリ、および以下のディレクトリを他のZoneと共用して使用することはできません。
/opt
/etc
/var
/usr
/lib
Non-global Zoneの作成について
Global Zoneにマネージャ製品をインストールしたあとに、Non-global Zoneを作成しないでください。
コマンドの実行について
Solaris 10以降では、特定の操作を行えないように設定できるため、そのような設定をした場合、root権限を持つユーザであってもコマンドを実行することができません。Systemwalker for Oracleの操作は、抑止の設定をしないでください。