symfo_removeコマンドを使用したアンインストール方法について説明します。
以下の手順でアンインストールしてください。
Connection Managerの停止
ネーミングサービスの停止
スーパユーザへの変更
アンインストール
1) Connection Managerの停止
Connection Managerを利用している場合は、Connection Managerを停止します。
2) ネーミングサービスの停止
JDBCドライバを利用している場合は、ネーミングサービスを停止してください。なお、Interstage Application Serverでコネクションプーリングを行う場合、本作業は不要です。
参照
作業の詳細は、“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”の“ネーミングサービスの起動”を参照してください。
3) スーパユーザへの変更
以下のコマンドを実行して、システム上でスーパユーザになります。
$ su - Password:******
4) アンインストール
以下の手順でアンインストールを行います。
以下のコマンドを実行し、アンインストールを開始します。
# LANG=ja_JP.eucJP;export LANG # /opt/symfoware/setup/symfo_remove
注意
symfo_removeコマンドを実行するコンソール画面上の環境変数LANGには、表示環境にあわせて、“ja”、“ja_JP.eucJP”、“ja_JP.PCK”、“ja_JP.UTF-8”または“C”を設定してください。環境変数LANGが適切に設定されていない場合、英語で表示されたり、文字化けして表示されることがあります。
環境変数LC_ALLまたはLC_MESSAGESを定義する場合は、環境変数LANGの値と同じ値を設定してください。ただし、LC_ALLを設定する場合は、LC_ALLの値がLC_MESSAGESに反映されるため設定は不要です。
アンインストール環境のチェックメッセージが、以下のように表示されます。
インストール環境のチェックを開始します。 インストール環境のチェックが終了しました。 "Symfoware Server Client"をアンインストールします。
インストールされている機能が以下のように表示されます。アンインストールする場合は、下線部のように“y”を入力してください。
アンインストールする機能
- 基本機能(クライアント機能)
上記の情報でアンインストールを開始しますか?
y: アンインストールを開始します
q: アンインストールせずに終了します
[y,q]: y
アンインストール状態が、以下のように表示されます。
アンインストールを開始します。 基本機能(クライアント機能)のアンインストールが成功しました。 アンインストールが終了しました。
アンインストールが終了したときに、アンインストールの処理結果を示すメッセージが表示されます。
アンインストール処理が正常に終了した場合は、以下のようなメッセージが表示されます。
"Symfoware Server Client"のアンインストールが正常終了しました。
アンインストール中に何らかの異常が発生した場合は、以下のようなメッセージが表示されます。
"Symfoware Server Client"のアンインストールが異常終了しました。
注意
アンインストールの途中でエラーが発生した場合は、以下のように対処してください。
エラーメッセージをもとに原因を取り除きます。
再度、symfo_removeコマンドを実行します。
アンインストールが完了しても、以下のインストールディレクトリが削除されない場合があります。原因として、インストールディレクトリ配下にファイルを作成していたことなどが考えられます。不要であれば、rmコマンドなどで削除してください。
$DIR/パッケージ名
/var/opt/パッケージ名
/etc/opt/パッケージ名
$DIRは、パッケージをインストールしていたディレクトリです。
パッケージ名については、各製品の“インストールガイド”を参照してください。