PCクライアントをインストールする前に必要な作業について説明します。
.NET Frameworkのインストール状態の確認
.NET Framework連携を使用する場合、PCクライアントをインストールする前に、.NET Frameworkのインストール状態を確認してください。.NET Frameworkのインストール状態により、Symfoware .NET Data Provider機能の登録が必要となる場合があります。
.NET Frameworkは、CLR2.0(.NET Framework 2.0/.NET Framework 3.0/.NET Framework 3.5)、CLR4.0(.NET Framework 4)およびCLR4.5(.NET Framework 4.5)の3つのグループに分けることができます。これらの3つのグループには包含関係はありません。また、CLR4.0とCLR4.5は共存関係にはありません。
.NET Frameworkのインストール状態とPCクライアントのインストールの関係は、以下のとおりです。
CLR2.0、CLR4.0、CLR4.5がいずれもPCクライアントより前にインストール
Symfoware .NET Data Provider機能の登録は不要です。
CLR2.0のみPCクライアントより前にインストール
CLR4.0またはCLR4.5の機能を利用する場合に、Symfoware .NET Data Provider機能の登録が必要です。
CLR4.0またはCLR4.5がPCクライアントより前にインストール
CLR2.0の機能を利用する場合に、Symfoware .NET Data Provider機能の登録が必要です。
CLR2.0、CLR4.0、CLR4.5がいずれもPCクライアントより後にインストール
CLR2.0、CLR4.0、CLR4.5の機能を利用する場合に、Symfoware .NET Data Provider機能の登録が必要です。
参照
Symfoware .NET Data Provider機能の登録については、“2.9 コマンドによるSymfoware .NET Data Provider機能の登録”を参照してください。