以下の手順でアンインストールしてください。
インスタンスの停止
スーパーユーザーへの変更
アンインストール
注意
クラスタシステムの場合、クラスタアプリケーションを停止し、クラスタアプリケーションおよびSymfoware Serverのリソースを削除してから行ってください。
その他の作業の詳細は、“クラスタ運用ガイド”を参照してください。
アンインストール後、インストール先のディレクトリが残る場合があります。不要な場合は削除してください。
インスタンスの自動起動・停止を設定している場合は、以下のコマンドを実行して無効化した後、登録を解除してください。
chkconfig <自動起動停止を行うシェルスクリプト名> off chkconfig --del <自動起動停止を行うシェルスクリプト名>
# chkconfig rc_symfosv_open_inst1 off # chkconfig --del rc_symfosv_open_inst1
1) インスタンスの停止
アンインストールする製品を利用しているすべてのインスタンスを停止します。
[監視]メニュー画面で、[停止]ボタンをクリックします。
pg_ctlコマンドのstopモードを実行します。
データベース格納ディレクトリが“/database/inst1”の場合の実行例を示します。
$ pg_ctl stop -D /database/inst1
2) スーパーユーザーへの変更
以下のコマンドを実行して、システムのスーパーユーザーになります。
$ su - Password:******
3) アンインストール
以下の手順でアンインストールを行います。
ここでは、Symfoware Server Standard Edition 64bit V12.0.0をアンインストールする場合を例にとって説明します。
参照
Symfoware Server クライアント機能をアンインストールする場合は、“導入ガイド(クライアント編)”を参照して、アンインストールしてください。
symfo_removeコマンドのSオプションを実行し、アンインストールを開始します。
# LANG=ja_JP.UTF-8;export LANG # インストールディレクトリ/setup/symfo_remove -S
参考
上記の処理中は、キャンセル(CTRL+Cおよびkill -15)を禁止しています。
強制終了させる場合は、以下の手順で操作してください。
以下のコマンドを実行してプロセスIDを特定します。
# ps -af | grep symfo_remove
root 21176 18612 0 01:21 pts/0 00:00:00 /bin/sh /opt/symfoserver64/setup/symfo_remove -S
root 21289 17480 0 01:21 pts/1 00:00:00 grep symfo_remove
以下のコマンドを実行してプロセスを強制終了します。
# kill -9 21176
アンインストーラの結果が、ログファイルに出力されます。
nnnnは、製品世代の数字部分です。V12.0.0の場合は 1200 になります。
パス名:/var/log/symfoware_sv_64_nnnn.log
パス名:/var/log/symfoware_sv_32_nnnn.log
以下の復帰値が返却されます。
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | アンインストールが正常に終了しました。 |
3 | 起動中のプロセスがあります。 |
4 | パッケージのアンインストールに失敗しました。 |
64 | 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」からの製品情報の削除に失敗しました。 |
106 | 管理者権限で実行されていません。 |