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Linkexpress Replication option リリース情報
FUJITSU Software

第3章 プログラム修正一覧

本ソフトウェアでは、以前のバージョンレベルで発生した障害が修正されています。

今回のバージョンレベルで吸収された修正内容、および修正番号については、以降に示す表を参照してください。

x86のVL

x64のVL

P番号

現象

V5.0L11

V5.0L10

PG67624

DB動作環境定義に指定できるRETRY_COUNTは、複写先データベースがOracleの場合にだけ使用できる説明がマニュアルに記載されていません。

PG59676

以下の条件でlxextdbコマンドを実行すると、DB90001システムエラー- FlRepExtHandler2 Signalc0000005を出力し、コマンドが異常終了する場合があります。

  1. 複写元の表をUPDATE文(探索)で更新している。かつ、

  2. UPDATE文で複写先の表のPRIMARY KEYの列に対応する一意性制約の列を更新している(SET句に指定している)。かつ、

  3. 1つのUPDATE文の更新対象として複数レコードが存在する。かつ

  4. 以下のいずれかである。かつ、

    • 抽出定義のLOGTYPEの指定値がLITTLEであり、(1)における更新前のレコード長が262132バイトを超えている。

    • 抽出定義のLOGTYPEが省略または、NORMALが設定されており、(1)の表の定義長が262132バイトを超えている。

lxextdbコマンドの-mオプションにdiffを指定している。

V5.0L10

PG46104
(注3)

以下の条件の場合に、Linkexpress Replication optionを使用してデータベースのレプリケーション運用を行った場合、複写元データベースの更新内容が複写先データベースに正しく反映されず、複写元データベースに存在するレコードが複写先データベースに存在しない状態が発生する場合があります。

  1. Linkexpress Replication optionを使用してSymfoware/RDBの表の レプリケーション運用を行なっている。かつ、

  2. 複写元の表をUPDATE文(探索)で更新している。かつ、

  3. UPDATE文で複写先の表のPRIMARY KEYのカラムに対応する一意性制約のカラムを更新している(SET句に指定している)。かつ、

  4. 1つのUPDATE文の更新対象として複数レコードが存在する。かつ、

  5. 格納機能(注1)に、エラー代替処理オプション(注2)を指定している。

注1:Linkexpressのデータ格納コマンド(lxstrdb)

注2:LinkexpressのDB動作環境定義に「差分反映操作時のデータ不整合発生時の動作(DIFFERENCE_APPLY_ERRORキーワード)」を指定し、指定値として「CONTINUE」を指定している。

注3:制限事項があります。“ソフトウェア説明書”を参照してください。
また、本障害修正は、以下の製品組合せでなければ解決しません。
・Symfoware Server V10以降