本ソフトウェアでは、以前のバージョンレベルで発生した障害が修正されています。
今回のバージョンレベルで吸収された修正内容、および修正番号については、以降に示す表を参照してください。
x86のVL | x64のVL | P番号 | 現象 |
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V5.0L11 | V5.0L10 | PG67624 | DB動作環境定義に指定できるRETRY_COUNTは、複写先データベースがOracleの場合にだけ使用できる説明がマニュアルに記載されていません。 |
PG59676 | 以下の条件でlxextdbコマンドを実行すると、DB90001システムエラー- FlRepExtHandler2 Signalc0000005を出力し、コマンドが異常終了する場合があります。
lxextdbコマンドの-mオプションにdiffを指定している。 | ||
V5.0L10 | PG46104 | 以下の条件の場合に、Linkexpress Replication optionを使用してデータベースのレプリケーション運用を行った場合、複写元データベースの更新内容が複写先データベースに正しく反映されず、複写元データベースに存在するレコードが複写先データベースに存在しない状態が発生する場合があります。
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注1:Linkexpressのデータ格納コマンド(lxstrdb)
注2:LinkexpressのDB動作環境定義に「差分反映操作時のデータ不整合発生時の動作(DIFFERENCE_APPLY_ERRORキーワード)」を指定し、指定値として「CONTINUE」を指定している。
注3:制限事項があります。“ソフトウェア説明書”を参照してください。
また、本障害修正は、以下の製品組合せでなければ解決しません。
・Symfoware Server V10以降