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Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

B.2.1 Solaris、Linuxの場合

起動方法

JDBCドライバをインストールしたコンピュータで以下のJavaコマンドを実行し、ネーミングサービスを起動します。

【形式】

java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.naming.SYMNameService [<port_no>]
<port_no>

注) JDBC2.X対応ドライバを使用した場合です。JDBC3.X対応ドライバ、またはJDBC4.X対応ドライバを使用した場合は、26600になります。詳細は、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。

【例】

ポート番号が10326の場合

java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.naming.SYMNameService 10326

注意

  • ネーミングサービスをBシェルで起動した場合、ネーミングサービス起動後にexitコマンドでログアウトしてください。

  • システム管理者権限(root権限)を持つユーザがjavaコマンドを実行してください。

ネーミングサービスの起動について

ネーミングサービスは、アプリケーションを実行している間、サービスとして運用を続ける必要があります。
コマンドの最後に“&”を付けて、コンピュータの起動と同時にバックグラウンドで実行するように設定することを推奨します。

ネーミングサービスの停止について

ネーミングサービスの停止方法は、起動方法によって異なります。

コマンドプロンプトやコンソールから直接入力して起動させた場合

<Ctrl>キー + <C>キーを押してください。

&を付けて、バックグラウンドで起動した場合

ネーミングサービスを起動したコンソールが残っている場合

fgコマンドを実行し、バックグラウンドで動いているジョブをフォアグラウンドに戻します。
その後、<Ctrl>キー + <C>キーで停止してください。

例を以下に示します。

fg 1
ネーミングサービスを起動したコンソールが残っていない場合

killコマンドで、ネーミングサービスのプロセスを終了させてください。

例を以下に示します。

kill -9 プロセスID

以下のコマンドを実行することで、ネーミングサービスのプロセスIDを調べることができます。

ps -ef | grep fujitsu.symfoware.

ネーミングサービスの使用時のエラーについて

ネーミングサービスが停止した状態でネーミングサービスを使用すると、以下のエラーメッセージが出力されます。アプリケーション実行時に以下のエラーメッセージが出力された場合、ネーミングサービスの状態を確認してください。

javax.naming.CommunicationException:SYMNameServer isn't being started.