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Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

11.4 アプリケーションの多重度の設計

サーバアプリケーションの処理の多重度を上げることにより、複数の処理が並行して実行され、システム全体のスループットを向上させることができます。
アプリケーションの多重度には、以下の2種類があります。これらを組み合わせて利用することもできます。

同期アプリケーション連携実行基盤の動作モードによって、利用できる多重度の種類が異なります。動作モードと利用できる多重度の関係を以下に示します。

動作モード

スレッド多重

プロセス多重

プロセスモード

なし

利用可

スレッドモード

なし

あり

注意

実行環境のOSがWindowsかつアプリケーション開発言語がC言語の場合、プロセスモードは使用できません。

なお、プロセス数およびスレッド数は、CORBAサービスの環境に依存し動作します。詳細は、“Interstage Application Server OLTPサーバ運用ガイド”、および“Interstage Application Server チューニングガイド”を参照してください。