ページの先頭行へ戻る
Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

10.4.2 アプリケーションの配備解除(Java)

アプリケーションの配備を解除するには、ijsundeploymentコマンドを使用する方法と、Interstage管理コンソールを使用する方法があります。

コマンドを使用する場合

実行環境で、ijsundeploymentコマンドを実行します。コマンドのオプションおよびパラメタについては、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。

コマンドのオプションおよび
パラメタ

設定内容

-n name

配備解除対象のアプリケーションが配備されているIJServerのワークユニット名を指定します。

-t targetname

配備解除するモジュール名を指定します。
  空白で区切ることによりモジュール名を複数指定することができます。
  本オプションは、-k、-aおよび-fオプションと同時に指定することはできません。
  なお、形式“ijsundeployment -n name -t targetname ...”は、Interstage Application Server V7以降で作成されたIJServerのワークユニットで使用可能です。

-k kind

配備解除するアプリケーションの種別を指定します。

  種別には次の値が指定できます。

  • ejb :EJBアプリケーション

  • web :Webアプリケーション

  本オプションは、-tおよび-fオプションと同時に指定することはできません。

  なお、形式“ijsundeployment -n name -k kind -a application ...”は、Interstage Application Server V6で作成されたIJServerのワークユニットでのみ使用可能です。

-a application

配備解除するアプリケーション名を指定します。
  同一種別のアプリケーションであれば、空白で区切ることによりアプリケーション名を複数指定することができます。
  本オプションは、-kオプションと同時に指定します。
  本オプションは、-tおよび-fオプションと同時に指定することはできません。

-f

対象のIJServerのワークユニットに配備されている全アプリケーションを配備解除します。
  本オプションは、-k、-aおよび-tオプションと同時に指定することはできません。

注意

  • 本コマンドを使用する場合は、コマンドを実行するマシンにInterstage JMXサービスがインストールされ、起動されている必要があります。

  • 下記の場合、本コマンドを実行する前に対象となるIJServerのワークユニットが停止している必要があります。

    • HotDeploy機能を使用していない場合

    • Interstage Application Server V6で作成されたIJServerの場合

  • 本コマンドで配備対象となるIJServerのワークユニットは、Interstage管理コンソールで作成したIJServerのワークユニットのみです。

  • 本コマンドは、Interstageが起動されているか全強制停止モード以外で停止されている場合に実行できます。

  • このコマンドによる操作は、Interstage管理コンソールの実行基盤となっているInterstage JMXサービスで処理されます。下記のような場合は、Interstage JMXサービスのカスタマイズを行ってください。Interstage JMXサービスの環境設定については、“Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”を参照してください。

    • メモリ不足が発生した場合
      “Interstage JMXサービスのjavaプロセスに指定するオプション情報”をカスタマイズしてください。

    • Interstage JMXサービスの通信のタイムアウトが発生した場合
      “Interstage JMXサービスの通信のタイムアウト時間”をカスタマイズしてください。

Interstage Application Server V7以降で作成されたIJServerのワークユニット名がIJServer001、モジュール名がsample.earの操作例を以下に示します。

ijsundeployment -n IJServer001 -t sample.ear

Interstage管理コンソールを使用する場合

以下の手順でアプリケーションの配備を解除します。

  1. Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > “ワークユニット名” > [アプリケーション状態/配備解除]タブを選択します。

  2. 参照ボタンを押して配備解除するファイルを選択し、配備解除ボタンを押します。

詳細はInterstage管理コンソールのヘルプを参照してください。