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Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

4.2.1 データベースの設計

非同期アプリケーション連携実行基盤で使用するデータベースには、以下の3種類があります。

注意

  • メッセージ格納DBは、業務データを格納する業務用データベースと同一のデータベースとする必要があります。製品版Symfoware ServerとOracleで使用できる業務用データベースです。

  • メッセージとDBの整合性保証機能を利用する場合は、業務処理実行アプリケーションで処理する業務データを格納する業務用データベースのデータベースリソースが、メッセージ格納DBとして設定したデータベースリソースと同一になるように、業務処理実行アプリケーションを実装する必要があります。

データベースの作成数

3種類のデータベースは、基本的には1つずつ作成しますが、必要に応じて、それぞれ複数作成することも可能です。それぞれ、複数作成する場合の指針は以下のようになります。

データベースリソース定義とデータベースの関係

非同期アプリケーション連携実行基盤の業務システム運用時、データベースはデータベースリソース定義を経由して扱われます。これにより、最小限の定義変更で利用するデータベースの変更が可能になります。
データベースリソース定義は、非同期アプリケーション連携実行基盤のセットアップコマンドで作成します。セットアップコマンドの実行方法については、以下を参照してください。