ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator V3.1.1 メッセージ集
ServerView

3.2.1 425XX系

ここでは、425XX系のメッセージについて説明します。

42501

FJSVrcx:WARNING:42501:invalid value in the configuration file (file=file, detail=detail)

【Virtual Edition】

意味

定義ファイルに無効な値があります。

fileにはファイル名が表示されます。

detailには、誤りの詳細が表示されます。誤りが複数検出された場合、カンマ(",")区切りで表示されます。

  • fileが"product_report.rcxprop"で、detailが"product_report"または"product_report_for_cli"の場合

    出力形式の値が正しく設定されていません。

  • fileが"power_timeout.rcxprop"で、detailが"model"、"boot_timeout"または"shutdown_timeout"の場合

    定義ファイルの書式に誤りがあります。

対処

  • ファイル名が"product_report.rcxprop"の場合

    detailに表示されたキー値に対応する値について確認し、大文字/小文字の違いを含めて正しい値に変更してください。

    詳細は、「導入ガイド VE」の「F.1.2 関連製品で発生したエラー表示の設定」を参照してください。

  • ファイル名が"power_timeout.rcxprop"の場合

    detailに表示されたキー値に対応する値について確認し、大文字/小文字の違いを含めて正しい値に変更してください。


【Cloud Edition】

意味

定義ファイルに無効な値があります。

fileにはファイル名が表示されます。
detailには、誤りの詳細が表示されます。誤りが複数検出された場合、カンマ(",")区切りで表示されます。

  • fileが"l_server.rcxprop"で、detailが"allocate_after_create"または"auto_preserved"の場合

    [L-Serverの作成]ダイアログまたは[L-Serverの仕様変更]ダイアログの初期値が正しく設定されていません。このため、意図しない値が指定されている場合があります。

  • fileが"vnetwork_ibp.rcxprop"で、detailが"support_ibp_mode"の場合

    IBPの設定値が正しく設定されていません。

  • fileが"product_report.rcxprop"で、detailが"product_report "または"product_report_for_cli"の場合

    出力形式の値が正しく設定されていません。

  • fileが"power_timeout.rcxprop"で、detailが"model"、"boot_timeout"または"shutdown_timeout"の場合

    定義ファイルの書式に誤りがあります。

対処

  • ファイル名が"l_server.rcxprop"の場合

    detailに表示されたキー値に対応する値について確認し、大文字/小文字の違いを含めて正しい値に変更してください。そのあと、detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

    • "allocate_after_create"の場合

      • L-Serverにリソースが割り当てられていても問題ない場合

        対処は必要ありません。

      • L-Serverの定義だけ作成したい場合

        L-Serverを削除したあと、再作成してください。

    • "auto_preserved"の場合

      • L-Serverにリソースが割り当てられている場合

        [L-Serverの仕様変更]ダイアログで"電源切断時のサーバ解放"を変更してください。

      • L-Serverが定義だけの場合

        [L-Serverの定義変更]ダイアログで"電源切断時のサーバ解放"を変更してください。

        なお、コマンドでL-Serverの変更を行う場合、Repurposeタグを設定したあと、変更してください。

    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.8.1 導入」を参照してください。

  • ファイル名が"vnetwork_ibp.rcxprop"の場合

    detailに表示されたキー値に対応する値について確認し、大文字/小文字の違いを含めて正しい値に変更してください。

    詳細は、「設計ガイド CE」の「D.4 ネットワークの事前準備」を参照してください。

  • ファイル名が"product_report.rcxprop"の場合

    detailに表示されたキー値に対応する値について確認し、大文字/小文字の違いを含めて正しい値に変更してください。

    詳細は、「導入ガイド CE」の「G.1.4 関連製品で発生したエラー表示の設定」を参照してください。

  • fileが"power_timeout.rcxprop"で、detailが"model"、"boot_timeout"または"shutdown_timeout"の場合

    detailに表示されたキー値に対応する値について確認し、大文字/小文字の違いを含めて正しい値に変更してください。


42502

FJSVrcx:WARNING:42502: failed to read the configuration file (file=file)

【Cloud Edition】

意味

定義ファイルの読み込みに失敗しました。
fileにはファイル名が表示されます。

対処

以下を確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ファイルが存在しない

  • ファイルやディレクトリのアクセス権

  • ファイルが他のプログラムでロックされている


42503

FJSVrcx:WARNING:42503:control of obj failed. perform recovery referring to the message msg.

【Cloud Edition】

意味

仮想ストレージからディスクリソースを切り出す際に、ストレージ管理製品で異常が発生しましたが、ディスクリソースの切り出しは正常終了しています。

ただし、ストレージ管理製品上の対処が必要です。

objには、ストレージ管理製品のリソース名が表示されます。

msgには、ストレージ管理製品が出力したメッセージが表示されます。

対処

msgに表示されたメッセージを確認し、ストレージ管理製品のマニュアルを参照して対処を実施してください。


42504

FJSVrcx:WARNING:42504:obj:type initialization failed

【Cloud Edition】

意味

typeに表示されるリソースの内容消去に失敗しました。

  • typeが"disk"が場合

    objにはディスクリソース名が表示されます。

    ディスクリソースの内容消去は失敗しましたが、実行中の処理は継続して実行します。

対処

  • typeが"disk"が場合

    objにアクセスできるRHEL-KVMのVMホストが停止している場合、以下の手順を実施してください。

    • objのディスクリソースの登録解除

    • RHEL-KVMのVMホストの起動

    • RHEL-KVMのVMホストにログイン

    • RHEL-KVMのVMホストで、objに対応するrawデバイスやディスクパーティションの内容消去を実行するコマンドを実行

    • objのディスクリソースの再登録

    objに対応するrawデバイスやディスクパーティションが存在しない場合、objのディスクリソースの登録を解除してください。


42505

FJSVrcx:WARNING:42505:obj:ip:path:not set as a mount point

意味

VMホストipのディスクリソースobjのパスpathのマウントポイントが設定されていません。
このメッセージが出力された場合でも、VMゲストの作成は継続して実行されます。

VMゲストはpathのディレクトリが配置されているディスク上に作成されます。このため、VMゲストのサーバ間移動は利用できません。

対処

VMホストippathに対するマウント設定に誤りがないか確認してください。
マウント設定に誤りがある場合、L-Serverを停止してマウント設定を修正し、path配下のファイルをマウントされるボリュームに移行してください。


42540

FJSVrcx:WARNING:42540:failed to write records. detail=detail

【Cloud Edition】

意味

操作ログへの記録の処理に失敗しました。

対処

  • detailが"filesystem full"の場合

    システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

    • ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか

    • quota制限またはファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないか