ここでは、425XX系のメッセージについて説明します。
【Virtual Edition】
意味
定義ファイルに無効な値があります。
fileにはファイル名が表示されます。
detailには、誤りの詳細が表示されます。誤りが複数検出された場合、カンマ(",")区切りで表示されます。
fileが"product_report.rcxprop"で、detailが"product_report"または"product_report_for_cli"の場合
出力形式の値が正しく設定されていません。
fileが"power_timeout.rcxprop"で、detailが"model"、"boot_timeout"または"shutdown_timeout"の場合
定義ファイルの書式に誤りがあります。
対処
ファイル名が"product_report.rcxprop"の場合
detailに表示されたキー値に対応する値について確認し、大文字/小文字の違いを含めて正しい値に変更してください。
詳細は、「導入ガイド VE」の「F.1.2 関連製品で発生したエラー表示の設定」を参照してください。
ファイル名が"power_timeout.rcxprop"の場合
detailに表示されたキー値に対応する値について確認し、大文字/小文字の違いを含めて正しい値に変更してください。
【Cloud Edition】
意味
定義ファイルに無効な値があります。
fileにはファイル名が表示されます。
detailには、誤りの詳細が表示されます。誤りが複数検出された場合、カンマ(",")区切りで表示されます。
fileが"l_server.rcxprop"で、detailが"allocate_after_create"または"auto_preserved"の場合
[L-Serverの作成]ダイアログまたは[L-Serverの仕様変更]ダイアログの初期値が正しく設定されていません。このため、意図しない値が指定されている場合があります。
fileが"vnetwork_ibp.rcxprop"で、detailが"support_ibp_mode"の場合
IBPの設定値が正しく設定されていません。
fileが"product_report.rcxprop"で、detailが"product_report "または"product_report_for_cli"の場合
出力形式の値が正しく設定されていません。
fileが"power_timeout.rcxprop"で、detailが"model"、"boot_timeout"または"shutdown_timeout"の場合
定義ファイルの書式に誤りがあります。
対処
ファイル名が"l_server.rcxprop"の場合
detailに表示されたキー値に対応する値について確認し、大文字/小文字の違いを含めて正しい値に変更してください。そのあと、detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。
"allocate_after_create"の場合
L-Serverにリソースが割り当てられていても問題ない場合
対処は必要ありません。
L-Serverの定義だけ作成したい場合
L-Serverを削除したあと、再作成してください。
"auto_preserved"の場合
L-Serverにリソースが割り当てられている場合
[L-Serverの仕様変更]ダイアログで"電源切断時のサーバ解放"を変更してください。
L-Serverが定義だけの場合
[L-Serverの定義変更]ダイアログで"電源切断時のサーバ解放"を変更してください。
なお、コマンドでL-Serverの変更を行う場合、Repurposeタグを設定したあと、変更してください。
詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.8.1 導入」を参照してください。
ファイル名が"vnetwork_ibp.rcxprop"の場合
detailに表示されたキー値に対応する値について確認し、大文字/小文字の違いを含めて正しい値に変更してください。
詳細は、「設計ガイド CE」の「D.4 ネットワークの事前準備」を参照してください。
ファイル名が"product_report.rcxprop"の場合
detailに表示されたキー値に対応する値について確認し、大文字/小文字の違いを含めて正しい値に変更してください。
詳細は、「導入ガイド CE」の「G.1.4 関連製品で発生したエラー表示の設定」を参照してください。
fileが"power_timeout.rcxprop"で、detailが"model"、"boot_timeout"または"shutdown_timeout"の場合
detailに表示されたキー値に対応する値について確認し、大文字/小文字の違いを含めて正しい値に変更してください。
【Cloud Edition】
意味
定義ファイルの読み込みに失敗しました。
fileにはファイル名が表示されます。
対処
以下を確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ファイルが存在しない
ファイルやディレクトリのアクセス権
ファイルが他のプログラムでロックされている
【Cloud Edition】
意味
仮想ストレージからディスクリソースを切り出す際に、ストレージ管理製品で異常が発生しましたが、ディスクリソースの切り出しは正常終了しています。
ただし、ストレージ管理製品上の対処が必要です。
objには、ストレージ管理製品のリソース名が表示されます。
msgには、ストレージ管理製品が出力したメッセージが表示されます。
対処
msgに表示されたメッセージを確認し、ストレージ管理製品のマニュアルを参照して対処を実施してください。
【Cloud Edition】
意味
typeに表示されるリソースの内容消去に失敗しました。
typeが"disk"が場合
objにはディスクリソース名が表示されます。
ディスクリソースの内容消去は失敗しましたが、実行中の処理は継続して実行します。
対処
typeが"disk"が場合
objにアクセスできるRHEL-KVMのVMホストが停止している場合、以下の手順を実施してください。
objのディスクリソースの登録解除
RHEL-KVMのVMホストの起動
RHEL-KVMのVMホストにログイン
RHEL-KVMのVMホストで、objに対応するrawデバイスやディスクパーティションの内容消去を実行するコマンドを実行
objのディスクリソースの再登録
objに対応するrawデバイスやディスクパーティションが存在しない場合、objのディスクリソースの登録を解除してください。
意味
VMホストipのディスクリソースobjのパスpathのマウントポイントが設定されていません。
このメッセージが出力された場合でも、VMゲストの作成は継続して実行されます。
VMゲストはpathのディレクトリが配置されているディスク上に作成されます。このため、VMゲストのサーバ間移動は利用できません。
対処
VMホストipのpathに対するマウント設定に誤りがないか確認してください。
マウント設定に誤りがある場合、L-Serverを停止してマウント設定を修正し、path配下のファイルをマウントされるボリュームに移行してください。
【Cloud Edition】
意味
操作ログへの記録の処理に失敗しました。
対処
detailが"filesystem full"の場合
システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか
quota制限またはファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないか