ここでは、415XX系のメッセージについて説明します。
【Virtual Edition】
意味
objに対する操作中に、一部の処理functionが行えない状態になっていたため、処理を飛ばして操作を継続しました。
objには、リソース名が表示されます。
functionには、飛ばした処理の名前が表示されます。
causeには、処理を行えなかった理由が表示されます。
functionとcauseには、以下の文字列が表示されます。
functionが"VLAN settings"の場合
LANスイッチに対してVLANの設定変更ができませんでした。
causeが"resource is in unsupported state. (IBP mode)"の場合
LANスイッチブレードがIBPモードに変更されているため、本製品から制御できません。
resourceには、LANスイッチ名が表示されます。
causeが"resource is in unsupported state. (Converged Fabric mode)"の場合
LANスイッチブレードがConverged Fabricモードに変更されているため、本製品から制御できません。
resourceには、LANスイッチ名が表示されます。
causeが"resource is in unsupported model. (VDX2730)"の場合
LANスイッチブレード PY CB DCB SW 10Gb 18/6/6の場合、外部ポートに対してVLANは設定できません。
resourceには、LANスイッチ名が表示されます。
causeが"port is in unsupported state. (Automatic Migration of Port Profile)"の場合
Automatic Migration of Port Profile(AMPP)が設定されているポートに対して、VLANは設定できません。
causeが"resource is in unsupported model. (N2K-B22FTS-P)"の場合
PY CB 10Gb FEX Nexus B22のLANスイッチに対してVLANの設定はできません。
resourceには、LANスイッチ名が表示されます。
対処
functionが"VLAN settings"の場合
causeが"resource is in unsupported state. (IBP mode)"の場合
RORコンソールで、resourceに表示されたLANスイッチの詳細画面を表示し、基本情報の"装置名(製品名)"の末尾が"(Mode:IBP)"になっているか確認してください。対処は必要ありません。
causeが"resource is in unsupported state. (Converged Fabric mode)"の場合
RORコンソールで、resourceに表示されたLANスイッチの詳細画面を表示し、基本情報の"装置名(製品名)"の末尾が"(Mode:Converged Fabric)"になっているか確認してください。対処は必要ありません。
causeが"resource is in unsupported model. (VDX2730)"の場合
RORコンソールで、resourceに表示されたLANスイッチの詳細画面を表示し、基本情報の"モデル名"が"VDX2730"になっているか確認してください。対処は必要ありません。
causeが"port is in unsupported state. (Automatic Migration of Port Profile)"の場合
対象のLANスイッチにログインし、Automatic Migration of Port Profile(AMPP)が設定されているか確認してください。
VLAN設定を行う場合は、Automatic Migration of Port Profile(AMPP)の設定を解除してください。
causeが"resource is in unsupported model. (N2K-B22FTS-P)"の場合
RORコンソールで、resourceに表示されたLANスイッチの詳細画面を表示し、基本情報の"モデル名"が"N2K-B22FTS-P"になっているか確認してください。対処は必要ありません。
【Cloud Edition】
意味
objに対する操作中に、一部の処理functionが行えない状態になっていたため、処理を飛ばして操作を継続しました。
objには、リソース名が表示されます。
functionには、飛ばした処理の名前が表示されます。
causeには、処理を行えなかった理由が表示されます。
対処
functionが"StorageChassisFailover"の場合
ストレージの運用系/待機系の切替えで、objの処理をスキップしました。
causeに表示された内容に従って、対処を行ってください。
"not supported"の場合
ディスクの情報に、ストレージ装置名またはボリューム識別子がありません。
レプリケーション定義ファイルの内容が正しいか確認してください。
"mirror_definition not found"の場合
本製品に登録済のディスクに対するレプリケーション定義がありません。
レプリケーション定義ファイルの内容が正しいか確認してください。
"not pre_created"の場合
本製品に登録済みのディスクが、事前に作成したディスクではありません。
事前に作成したディスクが対象です。
functionが"DisasterRecovery(prepare)"の場合
運用側の構成情報からディスクリソース情報を抽出する際に、objの処理をスキップしました。
causeに表示された内容に従って、対処を行ってください。
"mirror_definition not found"の場合
本製品に登録済のディスクに対するレプリケーション定義がありません。
レプリケーション定義ファイルの内容が正しいか確認してください。
functionが"Automatic Network Configuration"の場合
causeに表示された内容に従って、対処を行ってください。
"vmhost is not active mode"の場合
ネットワーク自動設定を行う場合、VMホストvmhostをアクティブモードに変更して、再度実施してください。
"use virtual network definition for vmhost"の場合
仮想ネットワーク定義ファイルの内容を確認してください。
ネットワーク自動設定をサポートしているVM種別で、ネットワーク自動設定を行う場合は、仮想ネットワーク定義を削除して再度実施してください。
ネットワーク自動設定をサポートしていないVM種別の場合、ネットワーク自動設定を実施することはできません。
"require physical lan segment to configure vmhost"の場合
サーバNIC定義を作成し、ネットワークリソースに物理LANセグメント名を指定した後、再度実施してください。
"resources belong to different tenants(detail)"の場合
detailに表示されたリソースを同一のテナント内に移動してから再操作してください。
functionが"port profile association"の場合
ネットワークリソースとポートプロファイルの関連付け処理をスキップしました。
causeが"MAC address not found. L-Server(lserver) NIC(nic)"の場合
lserverのnic番のNICに関するMACアドレス情報が存在しないため、ポートプロファイル関連付け処理をスキップしました。
必要に応じてイーサネット・ファブリックスイッチ上で手動で関連付けを実施してください。
"NIC(NICインデックス,...) was allocated by older manager"の場合
以下の理由のため、ネットワークリソースとポートプロファイルの関連付け処理をスキップしました。
本製品の旧版数にて作成された仮想L-Serverのため、MACアドレスを管理してない
仮想マシン上のNICからMACアドレスが取得できない
イーサネット・ファブリックスイッチ上で手動で設定してください。
functionが"port profile deletion"の場合
ネットワークリソース削除時の、イーサネット・ファブリックスイッチobjからのポートプロファイル削除処理をスキップしました。
causeが"associated VSI exists"の場合
イーサネット・ファブリックスイッチ上に、該当ポートプロファイルと関連付けられているVSIが存在するため、ポートプロファイルが削除されませんでした。
ポートプロファイルを削除する場合、L-ServerのMACアドレスとの関連付けなど、関連付けられたVSIを削除後に、再度、削除してください。
causeが"in maintenance mode"の場合
イーサネット・ファブリックスイッチが保守モードのため、ポートプロファイル削除処理をスキップしました。
必要に応じて、イーサネット・ファブリックスイッチ上で手動で削除してください。
functionが"port profile disassociation"の場合
ネットワークリソースとポートプロファイルの関連付け解除時の、イーサネット・ファブリックスイッチobjからのポートプロファイル削除処理をスキップしました。
causeが"in maintenance mode"の場合
イーサネット・ファブリックスイッチが保守モードのため、ポートプロファイル削除処理をスキップしました。
必要に応じて、イーサネット・ファブリックスイッチ上で手動で削除してください。