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ServerView Resource Orchestrator V3.1.1 メッセージ集
ServerView

3.1.3 415XX系

ここでは、415XX系のメッセージについて説明します。

41502

FJSVrcx:WARNING:41502:obj:function was skipped (cause)

【Virtual Edition】

意味

objに対する操作中に、一部の処理functionが行えない状態になっていたため、処理を飛ばして操作を継続しました。
objには、リソース名が表示されます。
functionには、飛ばした処理の名前が表示されます。
causeには、処理を行えなかった理由が表示されます。
functioncauseには、以下の文字列が表示されます。

  • functionが"VLAN settings"の場合

    LANスイッチに対してVLANの設定変更ができませんでした。

    • causeが"resource is in unsupported state. (IBP mode)"の場合

      LANスイッチブレードがIBPモードに変更されているため、本製品から制御できません。

      resourceには、LANスイッチ名が表示されます。

    • causeが"resource is in unsupported state. (Converged Fabric mode)"の場合

      LANスイッチブレードがConverged Fabricモードに変更されているため、本製品から制御できません。

      resourceには、LANスイッチ名が表示されます。

    • causeが"resource is in unsupported model. (VDX2730)"の場合

      LANスイッチブレード PY CB DCB SW 10Gb 18/6/6の場合、外部ポートに対してVLANは設定できません。

      resourceには、LANスイッチ名が表示されます。

    • causeが"port is in unsupported state. (Automatic Migration of Port Profile)"の場合

      Automatic Migration of Port Profile(AMPP)が設定されているポートに対して、VLANは設定できません。

    • causeが"resource is in unsupported model. (N2K-B22FTS-P)"の場合

      PY CB 10Gb FEX Nexus B22のLANスイッチに対してVLANの設定はできません。

      resourceには、LANスイッチ名が表示されます。

対処

  • functionが"VLAN settings"の場合

    • causeが"resource is in unsupported state. (IBP mode)"の場合

      RORコンソールで、resourceに表示されたLANスイッチの詳細画面を表示し、基本情報の"装置名(製品名)"の末尾が"(Mode:IBP)"になっているか確認してください。対処は必要ありません。

    • causeが"resource is in unsupported state. (Converged Fabric mode)"の場合

      RORコンソールで、resourceに表示されたLANスイッチの詳細画面を表示し、基本情報の"装置名(製品名)"の末尾が"(Mode:Converged Fabric)"になっているか確認してください。対処は必要ありません。

    • causeが"resource is in unsupported model. (VDX2730)"の場合

      RORコンソールで、resourceに表示されたLANスイッチの詳細画面を表示し、基本情報の"モデル名"が"VDX2730"になっているか確認してください。対処は必要ありません。

    • causeが"port is in unsupported state. (Automatic Migration of Port Profile)"の場合

      対象のLANスイッチにログインし、Automatic Migration of Port Profile(AMPP)が設定されているか確認してください。
      VLAN設定を行う場合は、Automatic Migration of Port Profile(AMPP)の設定を解除してください。

    • causeが"resource is in unsupported model. (N2K-B22FTS-P)"の場合

      RORコンソールで、resourceに表示されたLANスイッチの詳細画面を表示し、基本情報の"モデル名"が"N2K-B22FTS-P"になっているか確認してください。対処は必要ありません。

【Cloud Edition】

意味

objに対する操作中に、一部の処理functionが行えない状態になっていたため、処理を飛ばして操作を継続しました。

objには、リソース名が表示されます。
functionには、飛ばした処理の名前が表示されます。
causeには、処理を行えなかった理由が表示されます。

対処

  • functionが"StorageChassisFailover"の場合

    ストレージの運用系/待機系の切替えで、objの処理をスキップしました。

    causeに表示された内容に従って、対処を行ってください。

    • "not supported"の場合

      ディスクの情報に、ストレージ装置名またはボリューム識別子がありません。

      レプリケーション定義ファイルの内容が正しいか確認してください。

    • "mirror_definition not found"の場合

      本製品に登録済のディスクに対するレプリケーション定義がありません。

      レプリケーション定義ファイルの内容が正しいか確認してください。

    • "not pre_created"の場合

      本製品に登録済みのディスクが、事前に作成したディスクではありません。

      事前に作成したディスクが対象です。

  • functionが"DisasterRecovery(prepare)"の場合

    運用側の構成情報からディスクリソース情報を抽出する際に、objの処理をスキップしました。

    causeに表示された内容に従って、対処を行ってください。

    • "mirror_definition not found"の場合

      本製品に登録済のディスクに対するレプリケーション定義がありません。

      レプリケーション定義ファイルの内容が正しいか確認してください。

  • functionが"Automatic Network Configuration"の場合

    causeに表示された内容に従って、対処を行ってください。

    • "vmhost is not active mode"の場合

      ネットワーク自動設定を行う場合、VMホストvmhostをアクティブモードに変更して、再度実施してください。

    • "use virtual network definition for vmhost"の場合

      仮想ネットワーク定義ファイルの内容を確認してください。

      ネットワーク自動設定をサポートしているVM種別で、ネットワーク自動設定を行う場合は、仮想ネットワーク定義を削除して再度実施してください。

      ネットワーク自動設定をサポートしていないVM種別の場合、ネットワーク自動設定を実施することはできません。

    • "require physical lan segment to configure vmhost"の場合

      サーバNIC定義を作成し、ネットワークリソースに物理LANセグメント名を指定した後、再度実施してください。

    • "resources belong to different tenants(detail)"の場合

      detailに表示されたリソースを同一のテナント内に移動してから再操作してください。

  • functionが"port profile association"の場合

    ネットワークリソースとポートプロファイルの関連付け処理をスキップしました。

    • causeが"MAC address not found. L-Server(lserver) NIC(nic)"の場合

      lservernic番のNICに関するMACアドレス情報が存在しないため、ポートプロファイル関連付け処理をスキップしました。
      必要に応じてイーサネット・ファブリックスイッチ上で手動で関連付けを実施してください。

    • "NIC(NICインデックス,...) was allocated by older manager"の場合

      以下の理由のため、ネットワークリソースとポートプロファイルの関連付け処理をスキップしました。

      • 本製品の旧版数にて作成された仮想L-Serverのため、MACアドレスを管理してない

      • 仮想マシン上のNICからMACアドレスが取得できない

      イーサネット・ファブリックスイッチ上で手動で設定してください。

  • functionが"port profile deletion"の場合

    ネットワークリソース削除時の、イーサネット・ファブリックスイッチobjからのポートプロファイル削除処理をスキップしました。

    • causeが"associated VSI exists"の場合

      イーサネット・ファブリックスイッチ上に、該当ポートプロファイルと関連付けられているVSIが存在するため、ポートプロファイルが削除されませんでした。
      ポートプロファイルを削除する場合、L-ServerのMACアドレスとの関連付けなど、関連付けられたVSIを削除後に、再度、削除してください。

    • causeが"in maintenance mode"の場合

      イーサネット・ファブリックスイッチが保守モードのため、ポートプロファイル削除処理をスキップしました。
      必要に応じて、イーサネット・ファブリックスイッチ上で手動で削除してください。

  • functionが"port profile disassociation"の場合

    ネットワークリソースとポートプロファイルの関連付け解除時の、イーサネット・ファブリックスイッチobjからのポートプロファイル削除処理をスキップしました。

    • causeが"in maintenance mode"の場合

      イーサネット・ファブリックスイッチが保守モードのため、ポートプロファイル削除処理をスキップしました。
      必要に応じて、イーサネット・ファブリックスイッチ上で手動で削除してください。