ここでは、マネージャーの高可用性について説明します。
前提条件については、「設計ガイド CE」の「7.3 管理サーバの高可用性の設計」を参照してください。
Hyper-V環境のWindowsゲストの環境におけるマネージャーの高可用性
ドメインコントローラー用サーバに対する、OSのインストールおよびドメインコントローラーの設定を行います。
管理サーバに対するインストールおよび設定を行います。
以下の作業が必要です。
プライマリーノード
共用ストレージへの接続
BIOSの設定
Hyper-Vの役割のインストール
EMC Solutions Enablerのインストールと設定(使用する場合)
フェールオーバー・クラスタリング機能の追加
Hyper-V仮想ネットワークの作成
クラスタの作成
仮想マシンの準備
仮想マシンのクラスタへの登録
ストレージ管理製品のインストールと設定
VM管理製品のインストールと設定
ServerView Operations ManagerおよびServerView Virtual-IO Managerのインストールと設定
本製品のマネージャーのインストール
本製品のセットアップ
セカンダリノード
共用ストレージへの接続
BIOSの設定
Hyper-Vの役割のインストール
EMC Solutions Enablerのインストールと設定(使用する場合)
フェールオーバー・クラスタリング機能の追加
Hyper-V仮想ネットワークの作成
以下の項目の詳細は、Hyper-Vのマニュアルを参照してください。
Hyper-Vの役割のインストール
フェールオーバー・クラスタリング機能の追加
Hyper-V仮想ネットワークの作成
クラスタの作成
仮想マシンの準備
仮想マシンのクラスタへの登録
運用
VMゲストで異常が発生した場合、VMゲストが切り替わると運用が継続されます。
注意
L-Server作成など、管理対象サーバの環境の構築、変更、削除などを行っているとき、VMゲストに異常が発生すると、動作中の作業は失敗することがあります。
このとき、管理対象サーバの環境の一部が作成されている場合があります。作成された環境を削除し再実行してください。
ETERNUSを使用して、L-Server作成などを行い、ETERNUSの設定情報を変更しているとき、VMゲストに異常が発生すると、ETERNUSの状態が設定処理中から復帰しないことがあります。この場合、ETERNUSmgrから強制ログオンしたあと、ログオフして復旧してください。ETERNUS DX60/DX80/DX90の場合、当社技術員に連絡してください。ETERNUSの復旧手順については、ETERNUSのマニュアルを参照してください。
Windows環境とLinux環境におけるマネージャーのクラスタ運用
クラスタ運用の設定と解除は、以下の作業が必要です。
クラスタ運用の設定と解除の手順については、「導入ガイド VE」の「付録D マネージャーのクラスタ運用設定・削除」を参照してください。
設定
プライマリーノード
クラスタリソースの作成
動的ディスクのファイルコピー
共有ディスク上のフォルダーのリンク設定
フォルダーとファイルのアクセス権の設定
本製品データベース用フォルダーのアクセス権の設定
マネージャーの管理LANのIPアドレス変更
サービスリソースの登録
クラスタサービスの起動
セカンダリノード
共有ディスク上のフォルダーのリンク設定
本製品データベース用フォルダーのアクセス権の設定
マネージャーの管理LANのIPアドレス変更
クラスタサービスの起動
解除
プライマリーノード
クラスタサービスの停止
サービスリソースの削除
マネージャーのアンインストール
セカンダリノード
マネージャーのアンインストール
共有ディスクのファイル削除
クラスタリソースの削除
注意
L-Serverなどに対する操作中に、管理サーバの切替えが発生すると、実行中の操作は失敗することがあります。
リソースの作成や登録などを行っていた場合、不要なリソースを削除し再実行してください。
ETERNUSを使用して、L-Server作成などを行い、ETERNUSの設定情報を変更しているとき、管理サーバに異常が発生すると、ETERNUSの状態が設定処理中から復帰しないことがあります。この場合、ETERNUSmgrから強制ログオンしたあと、ログオフして復旧してください。ETERNUS DX60/DX80/DX90の場合、当社技術員に連絡してください。ETERNUSの復旧手順については、ETERNUSのマニュアルを参照してください。