ここでは、サーバ以外のハードウェアの交換について説明します。
シャーシの交換
本製品での操作は必要ありません。
マネジメントブレードの交換
本製品での操作は必要ありません。
LANスイッチブレードの交換
PRIMERGY BX900/BX400シリーズのLANスイッチブレードがIBPモードまたはConverged Fabricモードの場合、またはLANスイッチブレードPY CB 10Gb FEX Nexus B22の場合、本製品での操作は必要ありません。
上記以外のPRIMERGY BXシリーズのLANスイッチブレードの場合、LANスイッチブレードの交換後、本製品が保持するVLAN情報をLANスイッチブレードに反映します。
以下の手順で、LANスイッチブレードを交換します。
故障したLANスイッチブレードを交換します。
バックアップしていたLANスイッチブレードの構成定義情報(各種設定)をLANスイッチブレードにリストアします。
LANスイッチブレード(PY CB DCB SW 10Gb 18/6/6)の場合、Automatic Migration of Port Profile(AMPP)の設定、および外部ポートのVLAN設定を手動でリストアする必要があります。
LANスイッチブレードの構成定義情報をバックアップしていない場合、VLAN情報以外の導入時の設定情報を再設定し、構成定義情報を復元してください。
LANスイッチブレードの構成定義情報のバックアップ・リストア手順については、使用するLANスイッチブレードのマニュアルを参照してください。
本製品が保持する最新のVLAN情報をLANスイッチブレードに反映します。
RORコンソールのサーバリソースツリーで、対象のLANスイッチを右クリックし、表示されたメニューで[リストア]を選択します。
[LANスイッチのリストア]ダイアログが表示されます。
<OK>ボタンをクリックします。
対象のLANスイッチブレードに対してVLAN情報の設定が行われます。
LANスイッチブレード(PY CB DCB SW 10Gb 18/6/6)の場合、Automatic Migration of Port Profile(AMPP)が設定されていない内部ポートのVLAN情報だけ設定が行われます。
注意
モデルの異なるLANスイッチブレードに交換する場合、登録されているLANスイッチブレードを削除したあと、交換するLANスイッチブレードを登録してください。
登録後、内部ポートと外部ポートに対するVLAN情報を設定する必要があります。
VLAN情報の設定については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.4.4 LANスイッチブレードのVLAN設定」を参照してください。
PRIMERGY BX900/BX400シリーズのLANスイッチブレードの交換前後で、以下に示す設定が異なる場合、登録済みのLANスイッチブレードを削除したあと、再登録してください。
動作モード(IBPモード、VCSモード、Coverged Fabricモードのどれかと、それ以外のモード)
VCS ID
RBridge ID
Fabric ID
Domain ID
Switch ID
ファイバーチャネルスイッチブレードの交換
本製品での操作は必要ありません。
本製品はファイバーチャネルスイッチブレードの設定内容の復旧は実施しません。
ファイバーチャネルスイッチブレードの設定内容はハードウェアのマニュアルに従って復旧してください。
ストレージブレードの交換
ストレージブレードのディスクを交換しない場合や、ディスクを交換する場合でもそのディスクを起動ディスクとして使用していない場合、本製品での操作は必要ありません。
起動ディスクとして使用しているディスクも含めて交換する場合、以下の手順でストレージブレードを交換します。
ストレージブレードを交換します。
交換したストレージブレードに起動ディスクとして使用するディスクを挿入します。
起動ディスクのデータをバックアップしている場合、リストアします。
参考
本製品のバックアップ・リストアを使用することもできます。
詳細は、「操作ガイド VE」の「第16章 バックアップ・リストア」を参照してください。