ここでは、利用料金計算機能の設定について説明します。
V3.1.0またはV3.1.0AからV3.1.1にアップグレードした場合、アップグレード前の設定が維持されるため、アップグレード後の利用料金計算機能を使いたい場合は、以下の設定をしてください。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\RCXCTMG\Charging\conf
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVctchg/conf/
accounting.properties
定義ファイルでは、1行ごとに以下の形式で記述します。
accounting.calculate.sys.disk=yes |
項目名 | 説明 |
---|---|
accounting.calculate.sys.disk | V3.1.1では、L-Serverイメージとは別に、システムディスクの単価の設定および利用料金の集計ができます。L-Serverイメージとは別に、システムディスクを課金する場合は、以下の行を追加してください。 なお、L-Serverイメージの商品にシステムディスクの単価を含めて運用している環境で、V3.1.1の設定に切り替える場合、システムディスクが2重に課金されないように、商品単価の適用期間およびテナントの締め日に注意して商品単価の設定を変更してください。 |
gui.identifier.server | V3.1.1では、利用料金詳細画面に仮想サーバまたは物理サーバの識別情報として、内部IDではなくL-Platform管理で指定したサーバ名を表示できます。サーバ名を表示する場合は、以下の行を追加してください。 |
gui.identifier.disk | V3.1.1では、利用料金詳細画面にデータディスク容量の識別情報として、内部IDではなくL-Platform管理で指定したディスク名を表示できます。ディスク名を表示する場合は、以下の行を追加してください。 |
注意
定義ファイルの設定を有効にするためには、マネージャーを再起動します。マネージャーの起動については、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。