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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.1 導入ガイド
ServerView

B.3.1 ネットワーク自動設定

L-Server作成時にネットワークリソースと接続すると、L-Serverが動作するブレードサーバに対して、LANスイッチブレードが自動設定されます。

イメージを指定した場合、IPアドレスが設定されます。
管理LANと異なるサブネットのIPアドレスを指定してください。

ラックマウント型サーバまたはタワー型サーバに対しては、ネットワークリソースの接続だけ行います。

ただし、物理L-Server作成時にRed Hat Enterprise Linuxのイメージを指定する場合、IPアドレスの自動設定は対応していません。
L-Serverへのイメージ配付後に、IPアドレスを手動で設定してください。


本製品でネットワーク設定の自動化をサポートする物理サーバ(ブレードサーバ)の構成

本製品でネットワーク設定の自動化をサポートする物理サーバ(ブレードサーバ)の構成(サーバブレード、ネットワークリソースの外部接続ポート指定、LANスイッチブレード、物理ネットワークアダプター番号の対応関係)を、以下の表に示します。この表では、サーバブレード機種、外部接続ポートの指定、使用するLANスイッチブレードの組合せによって、物理ネットワークアダプター番号の指定できる範囲を示します。

表B.3 物理サーバ(ブレードサーバ)の構成(PRIMERGY BX900 S1シャーシの場合)

サーバブレード

外部接続ポートの指定
(LANスイッチブレードの搭載位置)

使用するLANスイッチブレード

物理ネットワークアダプター番号

BX920 S1
BX920 S2
BX920 S3
BX922 S2
BX924 S3

CB1およびCB2または外部接続ポート指定なし

PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)

1~4

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB104(PG-SW109) (注1)
PY-CNB101 (注2)

1,2

CB3およびCB4

PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)

5~8

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB104(PG-SW109)
PY-CNB101

5,6

BX924 S2

CB1およびCB2または外部接続ポート指定なし

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)
PY-SWB104(PG-SW109)

1,2

CB3およびCB4

PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)

3~6

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB104(PG-SW109)
PY-CNB101

3,4

BX960 S1

CB1およびCB2または外部接続ポート指定なし

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)
PY-SWB104(PG-SW109)

1,2,11,12

CB3およびCB4 (注3)

PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)

3~6

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB104(PG-SW109)
PY-CNB101

3,4

注1) PY-SWB104(PG-SW109)をCB1およびCB2に搭載する場合、PY-SWB104(PG-SW109)のダウンリンクポートの通信速度を1Gbpsに設定してください。設定方法については、該当するハードウェアのマニュアルを参照してください。
注2) PY-CNB101をCB1およびCB2に搭載する場合、サーバブレードとしてBX920 S2およびBX924 S3だけサポートします。
注3) LAN拡張カードを拡張スロット1に搭載する構成だけサポートします。


表B.4 物理サーバ(ブレードサーバ)の構成(PRIMERGY BX400 S1シャーシの場合)

サーバブレード

外部接続ポートの指定
(LANスイッチブレードの搭載位置)

使用するLANスイッチブレード

物理ネットワークアダプター番号

BX920 S2
BX920 S3
BX922 S2
BX924 S3

CB1およびCB2(注1)または外部接続ポート指定なし

PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)

1~8

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB104(PG-SW109) (注2)
PY-CNB101 (注3)

1,2,5,6

BX924 S2

CB1およびCB2(注1)または外部接続ポート指定なし

PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)

1~6

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB104(PG-SW109)

1~4

注1) CB1およびCB2には、同一機種のLANスイッチブレードを搭載してください。
注2) PY-SWB104(PG-SW109)をCB1およびCB2に搭載する場合、PY-SWB104(PG-SW109)のダウンリンクポートの通信速度を1Gbpsに設定してください。設定方法については、該当するハードウェアのマニュアルを参照してください。
注3) PY-CNB101をCB1およびCB2に搭載する場合、サーバブレードとしてBX920 S2およびBX924 S3だけサポートします。



上記のネットワークリソースを割り当てるL-ServerのNIC番号が、物理サーバの物理ネットワークアダプターの番号に対応します。

物理ネットワークアダプターの番号は、LANスイッチブレードの詳細画面で確認できます。

LANスイッチブレードがIBPモードの場合、ネットワークリソースを割り当てるL-ServerのNICは、外部接続ポートを指定しない場合(内部ネットワーク)と同様に指定してください。


PRIMERGY BX900 S1シャーシで、以下の構成例に対する物理サーバ(ブレードサーバ)の構成を図に示します。

表B.5 構成例

サーバブレード

BX920 S2

外部接続ポートの指定

CB1およびCB2

使用するLANスイッチブレード

PY-SWB103(PG-SW112)

図B.1 物理サーバ(ブレードサーバ)の構成(PRIMERGY BX900 S1シャーシの場合)