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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.1 導入ガイド
ServerView

B.1.2 ESCで管理されている仮想ストレージリソース名、ディスクリソース名の形式の選択

ESCで管理されている仮想ストレージリソース名、ディスクリソース名の形式を選択できます。定義ファイルを編集した場合、マネージャーを再起動してください。

定義ファイルの格納先

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data

定義ファイル名

storage.rcxprop

定義ファイルの形式

定義ファイルでは、1行に1つの設定項目を記述します。各行は、以下の形式で記述します。

指定項目 = 指定値

定義ファイルの指定項目
ETERNUS_VOLUME_NAME_TO_DISK_NAME

ESCで管理されているディスクリソース名の形式を選択します。

  • 指定値に"true"を指定した場合

    ディスクリソース名はESCのLUNのエイリアス名になります。エイリアス名の形式がディスクリソース名の形式として不適切な場合、本製品が自動的にエイリアス名に準拠したディスクリソース名を設定します。また、"true"が指定されていても、ESCがエイリアス名をサポートしていない場合、ディスクリソース名はETERNUSのIPアドレス、RAIDグループ番号、ボリューム番号を連結した名前になります。

  • 指定値に"false"を指定した場合

    ディスクリソース名はETERNUSのIPアドレス、RAIDグループ番号、ボリューム番号を連結した名前になります。

  • 指定しない場合

    "false"が設定されます。

注意

仮想ストレージから切り出され保存されたディスクの場合、指定値が"true"でもETERNUSのLUNのエイリアス名はディスクリソース名に反映されません。

ETERNUS_RAIDGROUP_NAME_TO_VSTORAGE_NAME

ESCで管理されている仮想ストレージリソース名の形式を選択します。

  • 指定値に"true"を指定した場合

    仮想ストレージリソース名はESCのRAIDグループ名になります。RAIDグループ名の形式が仮想ストレージリソース名の形式として不適切な場合、本製品が自動的にRAIDグループ名に準拠した仮想ストレージリソース名を設定します。また、"true"が指定されていても、ESCがRAIDグループ名をサポートしていない場合、仮想ストレージリソース名はESCのIPアドレス、RAIDグループ番号を連結した名前になります。

  • 指定値に"false"を指定した場合

    仮想ストレージリソース名はESCのIPアドレス、RAIDグループ番号を連結した名前になります。

  • 指定しない場合

    "false"が設定されます。

定義ファイルの例を以下に示します。

ETERNUS_VOLUME_NAME_TO_DISK_NAME = true
ETERNUS_RAIDGROUP_NAME_TO_VSTORAGE_NAME = true