ESCで管理されている仮想ストレージリソース名、ディスクリソース名の形式を選択できます。定義ファイルを編集した場合、マネージャーを再起動してください。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data
storage.rcxprop
定義ファイルでは、1行に1つの設定項目を記述します。各行は、以下の形式で記述します。
指定項目 = 指定値 |
ESCで管理されているディスクリソース名の形式を選択します。
指定値に"true"を指定した場合
ディスクリソース名はESCのLUNのエイリアス名になります。エイリアス名の形式がディスクリソース名の形式として不適切な場合、本製品が自動的にエイリアス名に準拠したディスクリソース名を設定します。また、"true"が指定されていても、ESCがエイリアス名をサポートしていない場合、ディスクリソース名はETERNUSのIPアドレス、RAIDグループ番号、ボリューム番号を連結した名前になります。
指定値に"false"を指定した場合
ディスクリソース名はETERNUSのIPアドレス、RAIDグループ番号、ボリューム番号を連結した名前になります。
指定しない場合
"false"が設定されます。
注意
仮想ストレージから切り出され保存されたディスクの場合、指定値が"true"でもETERNUSのLUNのエイリアス名はディスクリソース名に反映されません。
ESCで管理されている仮想ストレージリソース名の形式を選択します。
指定値に"true"を指定した場合
仮想ストレージリソース名はESCのRAIDグループ名になります。RAIDグループ名の形式が仮想ストレージリソース名の形式として不適切な場合、本製品が自動的にRAIDグループ名に準拠した仮想ストレージリソース名を設定します。また、"true"が指定されていても、ESCがRAIDグループ名をサポートしていない場合、仮想ストレージリソース名はESCのIPアドレス、RAIDグループ番号を連結した名前になります。
指定値に"false"を指定した場合
仮想ストレージリソース名はESCのIPアドレス、RAIDグループ番号を連結した名前になります。
指定しない場合
"false"が設定されます。
例
定義ファイルの例を以下に示します。
ETERNUS_VOLUME_NAME_TO_DISK_NAME = true |