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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.1 導入ガイド
ServerView

2.3.5 インストール【Solaris】【Solarisゾーン】

以下の手順で、エージェント(Cloud Edition ダッシュボード機能)をインストールします。

インストールする前に、「2.3.1 事前準備」されているか確認してください。

エージェント(Cloud Edition ダッシュボード機能)は、物理L-ServerまたはOracle Solarisゾーン (global zone)にインストールしてください。
Oracle Solarisゾーン (non global zone)には、インストールする必要はありません。
また、Oracle VM ゲスト上の Oracle Solarisゾーン (global zone)には、インストールする必要はありません。

  1. システムにOSの管理者(root)でログインします。

    本製品をインストールする管理対象サーバをマルチユーザーモードで起動し、システムにrootでログインしてください。

  2. 本製品が入っているDVD-ROMをセットします。

  3. インストールコマンド(RcSetup.sh)を起動します。

    # cd DVD-ROMマウントポイント <RETURN>
    # ./RcSetup.sh <RETURN>

  4. インストーラの対話指示に従って、インストールします。

    画面に表示されている"Agent(Cloud Edition for Dashboard)installation"を選択してください。

  5. Admin Server IP Address には、接続先の管理サーバのIPアドレスを指定します。

  6. Managed Server IP Address には、管理対象サーバの管理LANのIPアドレスを指定します。

  7. 本製品のインストール完了のメッセージが以下のように出力されます。

    INFO: ServerView Resource Orchestrator Agent (Cloud Edition for Dashboard) was installed successfully.

    【Solarisゾーン】

    Oracle Solarisゾーンの場合は、インストール後に以下の手順で設定を追加してください。

  8. 次のファイルのバックアップを実施します。

    • /etc/opt/FJSVssqc/template.dat

    • /etc/opt/FJSVssqc/collectusage.template

  9. template.datファイルを変更します。
    以下のファイルを開きます。
    /etc/opt/FJSVssqc/template.dat

  10. 以下に記述されている該当箇所にNET2を追記します。

    [ATTR::OS]
      GROUP="SAR,DF,NET,IOSTAT,VMSTAT,MPSTAT"

    変更例を以下に示します。斜体部分が追記した情報です。

    [ATTR::OS]
      GROUP="SAR,DF,NET,NET2,IOSTAT,VMSTAT,MPSTAT"
  11. collectusage.templateファイルを変更します。
    以下のファイルを開きます。
    /etc/opt/FJSVssqc/collectusage.template

  12. 以下に記述されている該当箇所にNET2を追記します。

    [ATTR::OS]
      GROUP="SAR,DF,NET,IOSTAT,VMSTAT,MPSTAT"

    変更例を以下に示します。斜体部分が追記した情報です。

    [ATTR::OS]
      GROUP="SAR,DF,NET,NET2,IOSTAT,VMSTAT,MPSTAT"
  13. 以下の2つのコマンドを実行し、設定を反映します。

    # /opt/FJSVssqc/bin/sqcRPolicy.sh
    # /opt/FJSVssqc/bin/sqcSetPolicy.sh