以下の手順で、エージェント(Cloud Edition ダッシュボード機能)をインストールします。
インストールする前に、「2.3.1 事前準備」されているか確認してください。
エージェント(Cloud Edition ダッシュボード機能)は、物理L-ServerまたはOracle Solarisゾーン (global zone)にインストールしてください。
Oracle Solarisゾーン (non global zone)には、インストールする必要はありません。
また、Oracle VM ゲスト上の Oracle Solarisゾーン (global zone)には、インストールする必要はありません。
システムにOSの管理者(root)でログインします。
本製品をインストールする管理対象サーバをマルチユーザーモードで起動し、システムにrootでログインしてください。
本製品が入っているDVD-ROMをセットします。
インストールコマンド(RcSetup.sh)を起動します。
# cd DVD-ROMマウントポイント <RETURN> |
インストーラの対話指示に従って、インストールします。
画面に表示されている"Agent(Cloud Edition for Dashboard)installation"を選択してください。
Admin Server IP Address には、接続先の管理サーバのIPアドレスを指定します。
Managed Server IP Address には、管理対象サーバの管理LANのIPアドレスを指定します。
本製品のインストール完了のメッセージが以下のように出力されます。
INFO: ServerView Resource Orchestrator Agent (Cloud Edition for Dashboard) was installed successfully. |
【Solarisゾーン】
Oracle Solarisゾーンの場合は、インストール後に以下の手順で設定を追加してください。
次のファイルのバックアップを実施します。
/etc/opt/FJSVssqc/template.dat
/etc/opt/FJSVssqc/collectusage.template
template.datファイルを変更します。
以下のファイルを開きます。
/etc/opt/FJSVssqc/template.dat
以下に記述されている該当箇所にNET2を追記します。
[ATTR::OS] GROUP="SAR,DF,NET,IOSTAT,VMSTAT,MPSTAT"
変更例を以下に示します。斜体部分が追記した情報です。
[ATTR::OS]
GROUP="SAR,DF,NET,NET2,IOSTAT,VMSTAT,MPSTAT"
collectusage.templateファイルを変更します。
以下のファイルを開きます。
/etc/opt/FJSVssqc/collectusage.template
以下に記述されている該当箇所にNET2を追記します。
[ATTR::OS] GROUP="SAR,DF,NET,IOSTAT,VMSTAT,MPSTAT"
変更例を以下に示します。斜体部分が追記した情報です。
[ATTR::OS]
GROUP="SAR,DF,NET,NET2,IOSTAT,VMSTAT,MPSTAT"
以下の2つのコマンドを実行し、設定を反映します。
# /opt/FJSVssqc/bin/sqcRPolicy.sh # /opt/FJSVssqc/bin/sqcSetPolicy.sh