「CS」または「DS」配下にワークグループやドメイン環境が混在している場合、セキュリティパッチ適用に失敗します。
対象バージョンレベル
Systemwalker Desktop Patrol Standard Edition V11.0L10~V12.0L10
Systemwalker Desktop Patrol Base Edition V11.0L10~V12.0L10
※最新の緊急修正が適用されている場合は、本事象は発生しません。
原因
以下の条件を同時にすべて満たす場合、セキュリティパッチを適用できません。
セキュリティパッチの適用をログオン時にする運用のとき
適用先「CT」のログオンユーザに、Administrator権限がないとき
「CS」または「DS」配下に、ワークグループやドメイン環境が混在しているとき
対処方法
公開されている最新の緊急修正を適用してください。
適用できない場合は、以下のいずれかの対処をしてください。
セキュリティパッチの適用を電源投入時にする運用を行います。
ワークグループやドメイン環境は、変更しません。(混在したままです。)
各ワークグループとドメイン環境に対し、Administratorsグループの権限があるユーザを設定します。
ワークグループとドメイン環境にそれぞれ「DS」を設置し、混在を防ぎます。
セキュリティパッチの適用をログオン時にする運用を続けます。
各ワークグループとドメイン環境に対し、Administratorsグループの権限があるユーザを設定します。
Administratorsグループの権限があるユーザの設定は、“Systemwalker Desktop Patrol 使用手引書 管理者編”の“クライアントへのコンテンツ配付条件の設定”を参照してください。