ここでは、HTML/JSPファイルの移行について説明します。
Interstage Studioで作成したHTML/JSPファイルを移行する際には、Ajaxページエディタで問題なく取り扱えるようにするために、以下の手順で移行する必要があります。
Ajaxページエディタの設計ビューを使用して、既存のHTML/JSPファイルを開きます。
定義されているAjaxフレームワークのUI部品、HTMLタグを選択し、マウスまたはカーソルキーを使用して、別の行桁位置に移動します。
移動したUI部品、HTMLタグを、マウスまたはカーソルキーを使用して、元の行桁位置に戻します。
Ajaxページエディタの設計ビューでは、実行イメージを確認しながらWYSIWYGで業務画面を編集するために、HTML/JSPファイルに定義するAjaxフレームワークのUI部品、HTMLタグを絶対座標で取り扱います。
Ajaxページエディタの設計ビューで既存のHTML/JSPファイルを編集する場合、定義されているAjaxフレームワークのUI部品、HTMLタグを移動、リサイズするときに絶対座標を指定します。このとき、ブラウザによって絶対座標の再計算が行われ、絶対座標が指定されていないほかの部品の位置が移動する場合があります。
この部品の位置移動を回避するには、上記の手順でHTML/JSPファイルを移行してください。
参考
以下の場合には、上記の手順で既存のHTML/JSPファイルを移行する必要はありません。
定義されているAjaxフレームワークのUI部品、HTMLタグすべてについて、絶対座標が指定されている場合
Ajaxページエディタの設計ビューを使用しない場合