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Interstage Interaction Manager V10 Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド
Interstage

3.7.2 ログ出力レベルの設定

ログのレベルは、ログの詳細度を表します。特定のレベル以下のログだけを出力するように設定して、不要なログを抑止することができます。

クライアント側

クライアント側で以下のように設定すると、設定されたログレベル以下のログ情報がサーバに送られます。

RCF_config = {
  eventLogLevel: "[ログレベル]"
}

注意

eventLogLevelプロパティを宣言しない場合、または、eventLogLevelプロパティにnullを指定した場合、ログ出力の関数呼出しがあっても、ログはサーバに送られません。

サーバ側

イベントログの出力先や出力レベルは、Apcoordinatorのログ定義ファイルで制御します。
ログ定義ファイルは、WEB-INFフォルダ直下に配置します。デフォルトのファイル名は、logConf.xmlです。また、イベントログで出力するログに対するApcoordinatorログライブラリの管理名は、「acf_client」です。

以下に、イベントログを出力する場合のログ定義ファイルの記述例を示します。
以下の記述例では、ログレベルがWARNおよびERRORのログが出力されます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<logConfig
    xmlns=http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/logConf
    xmlns:xsi=http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance
    xsi:schemaLocation="http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/logConf 
                        http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/logconf.xsd">

  <config>
    <version>7.0</version>
  </config>

  <logComposer name="acf_client">
    <level>9</level>
    <output name="clientOut" type="stdout"/>
  </logComposer>

</logConfig>

ログ定義ファイルについては、Interstage Application Server の「Apcoordinator ユーザーズガイド」を参照してください。

ポイント

イベントログAPIを利用したサンプル(eventLog)については、「付録D サンプルアプリケーション」を参照してください。

イベントログの例外

イベントログ機能が通知する例外については、「J.3.4 イベントログ機能に関するメッセージ」を参照してください。