画面情報定義部では、HTMLの<div>タグまたは<span>タグを利用して、Ajaxフレームワークが提供するUI部品の使用を宣言します。
<div>タグと<span>タグでは、以下のように、改行の挿入方法が異なります。
<div>タグ
部品の前後に改行が挿入される
<span>タグ
部品の前後に改行が挿入されない
UI部品を使用するための記述方法の詳細は、「UI部品リファレンス」を参照してください。
以下に、定義例を示します。
// TextInputを表示する場合の定義例 <div rcf:id="engineStr" rcf:type="TextInput" rcf:value="{model1.engine}"></div> <span rcf:id="engineStr" rcf:type="TextInput" rcf:value="{model1.engine}"></span>
上記例では、「engineStr」というIDでTextInput部品を定義しています。TextInput部品は、UI部品が提供する画面部品の1つです。
また、ユーザーデータとバインディングするために、valueとして「model1.engine」を記述しています。
model1は、「2.4.1 ユーザーデータの定義」で定義したように、inputDataであるため、そのengineプロパティが結びついていることになります。
注意
使用する部品によっては、<div>タグと<span>タグのどちらか一方の記述しかできない場合があります。詳細は、「UI部品リファレンス」を参照してください。