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Interstage Interaction Manager V10 Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド
Interstage

1.3 Ajaxフレームワークの機能構成

Ajaxフレームワークは、Webブラウザ上のJavaScriptで動作するクライアントフレームワーク、JavaScriptからサーバ側のビジネスロジックを呼び出す通信フレームワーク、およびJavaScriptからWebサービスを呼び出すマッシュアップフレームワークから構成されています。

以下に、Ajaxフレームワークの機能構成を説明します。

図1.2 Ajaxフレームワークの機能構成

クライアントフレームワーク

クライアントフレームワークは、Webブラウザで高い操作性を実現するとともに、開発生産性の向上のために、Webブラウザ上で動作するJavaScriptのフレームワークを提供します。

クライアントフレームワークの詳細は、「第2章 クライアントフレームワーク」を参照してください。

通信フレームワーク

通信フレームワークは、JavaScriptから、サーバ側のビジネスロジックを非同期で呼び出すためのフレームワークを提供します。

通信フレームワークの詳細は、「第3章 通信フレームワーク」を参照してください。

注意

通信フレームワークが連携できるサーバ側のアプリケーションは、サーブレットアプリケーションまたはApcoordinatorのアプリケーションです。
対応するServlet仕様のバージョンは、以下のとおりです。

  • サーブレットアプリケーションの場合: 2.4または2.5

  • Apcoordinatorのアプリケーションの場合: 2.4

マッシュアップフレームワーク

マッシュアップフレームワークは、WebブラウザとWebサービスの通信を中継するフレームワークを提供します。複数のWebサービスを組み合わせたWebアプリケーションの作成が可能となります。

マッシュアップフレームワークの詳細は、「第4章 マッシュアップフレームワーク」を参照してください。

ポイント

Ajaxフレームワークのクライアントアプリケーションが使用するデータ形式は、JSON形式です。

参考

システムの運用/保守について
Ajaxフレームワークを利用したシステムの運用および保守については、ご利用のアプリケーションサーバのマニュアルを参照してください。