PRIMECLUSTER においては、各リソースの起動・停止をスクリプトファイルにて行っています。PRIMECLUSTER Wizard for Oracle においても Oracle インスタンス、Oracle リスナーの起動・停止をスクリプトで実現しています。この起動・停止に連動して動作するスクリプトを設定することにより、Oracle の起動・停止に連動してアプリケーションやバッチ処理を実行することができます。
スクリプト
PreOnlineScript
Online 処理の前に実行されます。
PostOnlineScript
Online 処理の後に実行されます。
PreOfflineScript
Offline 処理の前に実行されます。
PostOfflineScript
Offline 処理の後に実行されます。
FaultScript
Fault 発生時に実行されます。
留意事項
root 権限で実行されます。
exit コード 0 で正常終了です。0 以外の場合は異常終了となり、切替え処理が異常となります。
スクリプトの実行時間が ScriptTimeout を超えると異常終了となり、切替え処理が異常となります。
各スクリプトには、RMS で定義された環境変数が設定されています。
参照
各スクリプトの詳細は ”PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書” の “2.6.3 スクリプト” などを参照してください。