ハードウェアの設定
PRIMECLUSTER に必要なハードウェアの設定を行います。Oracle のデータベースファイルを作成する共用ディスク装置が必要となります。
ソフトウェアのインストール
PRIMECLUSTER Enterprise Edition をインストールします。PRIMECLUSTER Enterprise Edition のインストールガイドに従って、インストールを行ってください。
PRIMECLUSTER Wizard for Oracle をインストールします。PRIMECLUSTER Wizard for Oracle のインストールガイドに従って、インストールを行ってください。
クラスタの設定
PRIMECLUSTER のマニュアルに従って、クラスタの設定を行ってください。ネットワークや共用ディスク装置の設定も行ってください。
注意
Oracle RAC 10g の運用においては、OS の起動時に Cluster Ready Services(CRS) が起動され、共用ディスク装置へのアクセスを開始します。 そのため、共用ディスク装置上のボリュームは、CRS 起動時にアクティブとなっている必要があります。
PRIMECLUSTER GDS のボリューム上で Oracle データベースの運用を行う場合、PRIMECLUSTER GDS のボリュームは PRIMECLUSTER RMS のリソースとして登録せず、OS起動時にアクティブとなるようにしてください。
NAS 装置を共用ディスク装置として使用する場合、NFS のマウントポイントは PRIMECLUSTER RMS のリソースとして登録せず、OS起動時にアクティブとなるようにしてください。
なお、共用ディスク上には、以下の領域が必要になります。
Oracle Cluster Registry 用ボリューム
Voting Disk 用ボリューム
データベース用ボリューム