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Interstage Application Server インストールガイド
FUJITSU Software

4.5.1 インストール前の作業

本製品をインストールする前に、以下の確認を行ってください。


  1. 本製品(古いバージョンなど)がインストールされていないことを確認します。

    # pkginfo -l FJSVmqdb <Return>


  2. 上記の操作で、パッケージが出力された場合は既にインストールされていますので、出力されたパッケージをシステムから削除します。パッケージの削除方法は、“6.5 MQ連携サービスソフトウェアのアンインストール”を参照してください。


  3. 本製品をインストールするためにディスクに十分な空きがあるかを確認してください。本製品が使用するディスクサイズについては、“2.6 インストール時に必要なディスク容量”を参照してください。十分な空きがない場合には、ディスクのパーティション構成を設定しなおしてください。


  4. MQ連携サービスを使用する際には、以下のシステムパラメタのチューニングを行ってください。


項番

チューニングが必要なシステムパラメタの種類

MQ連携サービスの動作に必要な値

1

project.max-shm-memory

以下の値を既存のproject.max-shm-memory値に加算してください。project.max-shm-memory値が未定義の場合には、デフォルト値に加算した値を設定してください。

(起動するMQDBRIDGEシステム数 + 1) × 40

2

project.max-shm-ids

以下の値を既存のproject.max-shm-ids値に加算してください。project.max-shm-ids値が未定義の場合には、デフォルト値に加算した値を設定してください。

起動するMQDBRIDGEシステム数 + 1

3

project.max-sem-ids

以下の値を既存のproject.max-sem-ids値に加算してください。project.max-sem-ids値が未定義の場合には、デフォルト値に加算した値を設定してください。

(起動するMQDBRIDGEシステム数 + 1) + 同時に実行するMQDBRIDGEの操作コマンド数

4

process.max-msg-qbytes

以下の値よりも既存のprocess.max-msg-qbytes値が小さい場合には、以下の値に設定してください。process.max-msg-qbytes値が未定義の場合には、デフォルト値と比較した値を設定してください。

2048

5

project.max-msg-ids

以下の値を既存のproject.max-msg-ids値に加算してください。project.max-msg-ids値が未定義の場合には、デフォルト値に加算した値を設定してください。

起動するMQDBRIDGEシステム数 + 1

6

process.max-msg-messages

以下の値を既存のprocess.max-msg-messages値に加算してください。process.max-msg-messages値が未定義の場合には、デフォルト値に加算した値を設定してください。

起動するMQDBRIDGEシステム数 + 1

7

max_nprocs(プロセス数)

以下の値を既存のmax_nprocs値に加算してください。max_nprocs値が未定義の場合には、デフォルト値に加算した値を設定してください。

(起動するMQDBRDIGEシステム数 + 1) + 同時に実行するMQDBRIDGEの操作コマンド数