Systemwalker CentricMGRの運用管理サーバまたは、Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバと本製品のアプリケーションサーバ機能を同じマシンに導入する場合の注意事項について説明します。
以降、“Systemwalker CentricMGR”および“Systemwalker Centric Manager”を“Systemwalker Centric Manager”と記載します。
Systemwalker Centric Managerの操作の詳細については、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
注意
マルチサーバ管理機能を使用している場合は、以下のサーバ種別を推奨します。
管理サーバ
スタンドアロンサーバ
ここでは、アプリケーションサーバ機能のインストールの場合について記載しています。
管理サーバ機能のインストールの場合はそのままインストールすることができます。
インストールについて
以下の手順で、Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバをインストールします。
なお、本製品が管理サーバ機能の場合は、Systemwalkerのマニュアルを参照してインストールしてください。
本製品が動作している場合には、本製品を停止します。
# isstop -f |
Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバをインストールします。
Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバのインストール方法については、Systemwalker Centric Manager導入手引書を参照してください。
システムを再起動します。
本製品が動作している場合には、本製品を停止します。
# isstop -f |
SystemWalker/CentricMGR 5.1以前のバージョンを使用する場合は、環境変数“INS_NAME=no”を設定します。
# INS_NAME=no |
Systemwalker Centric Managerのセットアップコマンドを実行します。
# /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup -mix |
セットアップメニュー(初期メニュー)で“1”を入力し、Systemwalker Centric Managerの環境作成を行います。
「通信環境チェック結果」という画面で“2”を入力し、Systemwalker Centric Manager環境を再構築しないで処理を続行します。
セットアップメニュー(初期メニュー)で“3”を入力し、Systemwalker Centric Managerの各デーモンを起動します。
環境変数“INS_NAME=no”を設定した場合は、環境変数“INS_NAME=no”を削除します。
本製品を起動します。
# isstart |
以下の手順で、本製品をインストールします。
なお、本製品が管理サーバ機能の場合は、管理サーバ機能のインストールを参照してインストールしてください。
SystemWalker/CentricMGR 5.1以前のバージョンを使用する場合は、環境変数“INS_NAME=no”を設定します。
# INS_NAME=no |
Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。
# /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr |
Systemwalker Operation ManagerとSystemwalker Centric Managerが共存する環境の場合はSystemwalker Operation Managerも停止します。
# /opt/systemwalker/bin/poperationmgr |
Systemwalker Operation Managerの停止手順の詳細は、Systemwalker Operation Managerのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Managerのバックアップを実行します。
Systemwalker Centric Managerのバックアップ手順の詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Managerの環境を削除します。
# /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup |
セットアップメニュー(初期メニュー)で“2”を入力し、Systemwalker Centric Managerの環境削除を行います。
環境変数“INS_NAME=no”を設定した場合は、環境変数“INS_NAME=no”を削除します。
Systemwalker Centric ManagerでインストールされたObjectDirectorを停止します。
# /opt/FSUNod/bin/OD_stop |
以下のパッケージをアンインストールします。
FSUNod、FSUNssll、FJSVsclr、FJSVsmee
# pkgrm FSUNod FSUNssll FJSVsclr FJSVsmee |
本製品をインストールします。
本製品が動作している場合には、本製品を停止します。
# isstop -f |
SystemWalker/CentricMGR 5.1以前のバージョンを使用する場合は、環境変数“INS_NAME=no”を設定します。
# INS_NAME=no |
Systemwalker Centric Managerのリストアを実行します。
Systemwalker Centric Manager 11.0 以降のバージョンを使用する場合
Systemwalker Centric Managerの環境を構築します。(リストア用)
# /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup -mix |
セットアップメニュー(初期メニュー)で“5”を入力し、保守メニューを表示します。
保守メニューで“2”を入力し、Systemwalker Centric Managerリストア用環境作成を行います。
「通信環境チェック結果」という画面で“2”を入力し、Systemwalker Centric Manager環境を再構築しないで処理を続行します。
リストアコマンドを実行します。
Systemwalker CentricMGR 10.1 以前のバージョンを使用する場合
リストアの準備をします。(リストア準備コマンドの実行)
Systemwalker CentricMGRの環境を作成します。
# /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup -mix |
セットアップメニュー(初期メニュー)で“1”を入力し、Systemwalker CentricMGRの環境作成を行います。
「通信環境チェック結果」という画面で“2”を入力し、Systemwalker CentricMGR環境を再構築しないで処理を続行します。
リストアコマンドを実行します。
Systemwalker Centric Managerのリストア手順の詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Managerのサービスを起動します。
# /opt/systemwalker/bin/scentricmgr |
環境変数“INS_NAME=no”を設定した場合は、環境変数“INS_NAME=no”を削除します。
本製品を起動します。
# isstart |
以下の手順で、本製品をアンインストール/インストールします。
なお、対象となる本製品はアプリケーションサーバ機能です。
SystemWalker/CentricMGR 5.1以前のバージョンを使用する場合は、環境変数“INS_NAME=no”を設定します。
# INS_NAME=no |
Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。
# /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr |
Systemwalker Operation ManagerとSystemwalker Centric Managerが共存する環境の場合はSystemwalker Operation Managerも停止します。
# /opt/systemwalker/bin/poperationmgr |
Systemwalker Operation Managerの停止手順の詳細は、Systemwalker Operation Managerのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Managerのバックアップを実行します。
Systemwalker Centric Managerのバックアップ手順の詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Managerの環境を削除します。
# /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup |
セットアップメニュー(初期メニュー)で“2”を入力し、Systemwalker Centric Managerの環境削除を行います。
環境変数“INS_NAME=no”を設定した場合は、環境変数“INS_NAME=no”を削除します。
以下のパッケージを残して本製品をアンインストールします。
FSUNod、FSUNssll、FJSVsclr、FJSVsmee
システムを再起動します。
上記1.および2.を実行し、環境変数の設定とSystemwalkerを停止します。
環境変数“INS_NAME=no”を設定した場合は、環境変数“INS_NAME=no”を削除します。
Systemwalker Centric ManagerでインストールされたObjectDirectorを停止します。
# /opt/FSUNod/bin/OD_stop |
以下の残りのパッケージをアンインストールします。
FSUNod、FSUNssll、FJSVsclr、FJSVsmee
# pkgrm FSUNod FSUNssll FJSVsclr FJSVsmee |
本製品をインストールします。
本製品が動作している場合には、本製品を停止します。
# isstop -f |
SystemWalker/CentricMGR 5.1以前のバージョンを使用する場合は、環境変数“INS_NAME=no”を設定します。
# INS_NAME=no |
Systemwalker Centric Managerのリストアを実行します。
Systemwalker Centric Manager 11.0 以降のバージョンを使用する場合
Systemwalker Centric Managerの環境を構築します。(リストア用)
# /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup -mix |
セットアップメニュー(初期メニュー)で“5”を入力し、保守メニューを表示します。
保守メニューで“2”を入力し、Systemwalker Centric Managerリストア用環境作成を行います。
「通信環境チェック結果」という画面で“2”を入力し、Systemwalker Centric Manager環境を再構築しないで処理を続行します。
リストアコマンドを実行します。
Systemwalker CentricMGR 10.1 以前のバージョンを使用する場合
リストアの準備をします。(リストア準備コマンドの実行)
Systemwalker CentricMGRの環境を作成します。
# /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup -mix |
セットアップメニュー(初期メニュー)で“1”を入力し、Systemwalker CentricMGRの環境作成を行います。
「通信環境チェック結果」という画面で“2”を入力し、Systemwalker CentricMGR環境を再構築しないで処理を続行します。
リストアコマンドを実行します。
Systemwalker Centric Managerのリストア手順の詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Managerのサービスを起動します。
# /opt/systemwalker/bin/scentricmgr |
環境変数“INS_NAME=no”を設定した場合は、環境変数“INS_NAME=no”を削除します。
本製品を起動します。
# isstart |
Interstageの再初期化について
本製品とSystemwalker Centric Managerの運用管理サーバを同一サーバ上にセットアップしている場合、本製品の再初期化は、以下の手順で実施します。
なお、対象となる本製品はアプリケーションサーバ機能です。
SystemWalker/CentricMGR 5.1以前のバージョンを使用する場合は、環境変数“INS_NAME=no”を設定します。
# INS_NAME=no |
Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。
# /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr |
Systemwalker Operation ManagerとSystemwalker Centric Managerが共存する環境の場合はSystemwalker Operation Managerも停止します。
# /opt/systemwalker/bin/poperationmgr |
Systemwalker Operation Managerの停止手順の詳細は、Systemwalker Operation Managerのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Managerのバックアップを実行します。
Systemwalker Centric Managerのバックアップ手順の詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Managerの環境を削除します。
# /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup |
セットアップメニュー(初期メニュー)で“2”を入力し、Systemwalker Centric Managerの環境削除を行います。
環境変数“INS_NAME=no”を設定した場合は、環境変数“INS_NAME=no”を削除します。
本製品を再初期化します。
本製品が動作している場合には、本製品を停止します。
# isstop -f |
SystemWalker/CentricMGR 5.1以前のバージョンを使用する場合は、環境変数“INS_NAME=no”を設定します。
# INS_NAME=no |
Systemwalker Centric Managerのリストアを実行します。
Systemwalker Centric Manager 11.0 以降のバージョンを使用する場合
Systemwalker Centric Managerの環境を構築します。(リストア用)
# /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup -mix |
セットアップメニュー(初期メニュー)で“5”を入力し、保守メニューを表示します。
保守メニューで“2”を入力し、Systemwalker Centric Managerリストア用環境作成を行います。
「通信環境チェック結果」という画面で“2”を入力し、Systemwalker Centric Manager環境を再構築しないで処理を続行します。
リストアコマンドを実行します。
Systemwalker CentricMGR 10.1 以前のバージョンを使用する場合
リストアの準備をします。(リストア準備コマンドの実行)
Systemwalker CentricMGRの環境を作成します。
# /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup -mix |
セットアップメニュー(初期メニュー)で“1”を入力し、Systemwalker CentricMGRの環境作成を行います。
「通信環境チェック結果」という画面で“2”を入力し、Systemwalker CentricMGR環境を再構築しないで処理を続行します。
リストアコマンドを実行します。
Systemwalker Centric Managerのリストア手順の詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Managerのサービスを起動します。
# /opt/systemwalker/bin/scentricmgr |
環境変数“INS_NAME=no”を設定した場合は、環境変数“INS_NAME=no”を削除します。
本製品を起動します。
# isstart |