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Interstage Studio リリース情報
FUJITSU Software

2.6.1 基本機能

ローカルサーバの管理に必要な常駐サービスの扱い

[アプリケーションサーバ]機能をインストールした場合に常駐していたサービスの扱いが変わります。

ローカルのInterstage Application Serverの管理に必要な次の常駐サービス(以降、これらを基盤サービスと呼びます)は、従来はインストール後に起動状態となっていましたが、本バージョンでは停止状態となります。これはローカルサーバを使用しない場合のマシンの使用メモリ量を減らすための処置です。

また、これらのサービスのスタートアップの種別も"自動"ではなく"手動"に設定されます。このため、マシンを再起動してもこれらのサービスが常駐されることはありません。

この変更により、ワークベンチ上の操作などが以下の点で変更になります。

基盤サービスの操作を行うためのツールとして、Interstage基盤サービス操作ツールを提供しています。基盤サービスの起動や停止を行う場合には本ツールをお使いください。また、本ツールを用いて基盤サービスのスタートアップの種類を"手動"から"自動"に変更することもできます。"自動"に変更すると、マシン起動と同時に基盤サービスが起動されるようになります。

Interstage基盤サービス操作ツールを起動するには、Windowsのアプリ画面(Windows 8およびWindows Server 2012の場合)およびスタートメニュー(その他のWindowsの場合)から[Interstage Studio Vxx] > [Interstage基盤サービス操作ツール]を選択してください。ツールの使い方の詳細については、ツール画面の[ヘルプ]をクリックして表示されるヘルプドキュメントを参照ください。

事前定義ライブラリ「Fujitsu XML」

本製品のインストール時に、Fujitsu XMLプロセッサが自動的にインストールされなくなりました。このため、Fujitsu XMLプロセッサを別途インストールしていない場合、事前定義ライブラリ「Fujitsu XML」を利用しているプロジェクトで、以下のようなエラーが出力されます。

ビルドパスのエラーが解決されるまで、プロジェクトをビルドできません
プロジェクト <プロジェクト名> に、必要なライブラリ 'C:\Program Files\Common Files\FujitsuXML\xmlpro.jar' がありません。

事前定義ライブラリ「Fujitsu XML」を利用する場合は、Fujitsu XMLプロセッサを別途インストールしてください。Fujitsu XMLプロセッサを利用しない場合は、事前定義ライブラリ「Fujitsu XML」をプロジェクトから削除してください。