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ETERNUS SF Storage Cruiser 15.3 運用ガイド Optimizationオプション編
ETERNUS

5.4 階層化ポリシー定義の再利用

旧環境で使用していた階層化ポリシー定義または別の環境で作成した階層化ポリシー定義を、新環境で利用するための手順です。

旧環境で利用していた階層化ポリシー定義を再作成することなく利用することが可能になります。

注意

新環境で階層化ポリシーを登録している場合は、旧環境の定義を再利用できません。
再利用するには、登録済みの階層化ポリシー定義をすべて削除したあと、再実施してください。

設定手順は、以下のとおりです。

  1. 新環境のETERNUS SF Manager Tomcatサービスを停止します。

    • Windows版マネージャーの場合

      Windowsのサービス画面で、以下のサービスを停止してください。

      • ETERNUS SF Manager Tomcat Service

    • Solaris/Linux版マネージャーの場合

      以下のシェルスクリプトを実行して、サービスを停止してください。

      /opt/FJSVesfcm/bin/stop-webservice.sh
  2. 旧環境の階層化ポリシー定義を退避します。

    以下のファイルをバックアップしてください。

    • Windows版マネージャーの場合

      $INS_DIR\AST\Manager\etc\opt\FJSVssast\data\policy\TierPolicy.xml

      $INS_DIRは、旧環境でETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」です。

    • Solaris/Linux版マネージャーの場合

      /etc/opt/FJSVssast/data/policy/TierPolicy.xml
  3. 新環境に階層化ポリシー定義を反映します。

    旧環境でバックアップしたファイルを、新環境の同じフォルダに配置します。

    • Windows版マネージャーの場合

      $INS_DIR\AST\Manager\etc\opt\FJSVssast\data\policy\TierPolicy.xml

      $INS_DIRは、新環境でETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」です。

    • Solaris/Linux版マネージャーの場合

      /etc/opt/FJSVssast/data/policy/TierPolicy.xml
  4. 新環境のETERNUS SF Manager Tomcatサービスを開始します。

    • Windows版マネージャーの場合

      Windowsのサービス画面で、以下のサービスを開始してください。

      • ETERNUS SF Manager Tomcat Service

    • Solaris/Linux版マネージャーの場合

      以下のシェルスクリプトを実行してサービスを開始してください。

      /opt/FJSVesfcm/bin/start-webservice.sh
  5. esfimporttierpolicyコマンドを実行して、配置した階層化ポリシーを登録します。

    コマンドの詳細は、「5.6.1 esfimporttierpolicy(階層化ポリシーインポートコマンド)」を参照してください。