コマンド実行時に出力されるメッセージの形式について説明します。
メッセージの出力形式
メッセージは、以下の形式で画面メッセージおよびログファイルに出力されます。
メッセージIDが dc、dd、dg、dl、iis で始まる場合
[日時△]ラベル:△メッセージ種類:△メッセージID:△[(プロセスID)△]メッセージ本文
メッセージIDが上記以外の場合
[日時△]ラベル:△メッセージ種類:△メッセージID:△メッセージ本文
△は半角空白
[ ]の内容は画面メッセージには出力されません。
ログの出力された日時が設定されます。
MM : 月(01~12)
DD : 日(01~31)
YYYY : 年(西暦年 4桁)
hh : 時(00~23)
mm : 分(00~59)
ss : 秒(00~59)
ddd : ミリ秒(000~999)
ラベルには以下のいずれかが設定されます。
ラベル | 参照先 |
---|---|
FSP_INTS-IS_IIS | 資源管理機能、カテゴリ定義機能、抽出機能およびロード機能が出力するメッセージを意味します。 |
shnde | 抽出制御機能が出力するメッセージを意味します。 |
rdb | 資源管理が出力するメッセージを意味します。 |
メッセージ種類には以下のいずれかが設定されます。
メッセージ種類 | 意味 |
---|---|
INFO | 情報 |
WARNING | 警告 |
ERROR | エラー |
プレフィックス、メッセージ番号およびエラー種別からなる文字列が設定されます。
PPP : プレフィックス(注1)
3桁の半角英字です。
nnnnn : メッセージ番号
5桁の半角数字です。
X : エラー種別(注2)
メッセージのエラー種別を表す文字列が“-”付きで設定されます。
i または c : 情報
処理状況の通知です。特に対処を実施する必要はありません。
w または d : 警告
不具合が発生しています。メッセージに記載されている“利用者の処置”を行ってください。
e : エラー
致命的な不具合が発生しています。メッセージに記載されている“利用者の処置”を行ってください。
注1) ラベルが“shnde”の場合、プレフィックスは設定されません。
注2) エラー種別が設定されない場合があります。
プロセスを識別するための文字列が設定されます。
メッセージの詳細な内容を表す文字列が設定されます。
メッセージの詳細
Interstage Information Storageのコマンドでは、メッセージIDごとに以下の内容を提供しています。
各メッセージIDと対応するメッセージの本文
メッセージの意味
パラメタの意味
システムの処理
利用者の処置