ここでは、ロードサーバセットで動作する、ロードコマンド、DSSクライアント機能がディスク上に出力する各種ファイルの見積もり式について、説明します。
ロードコマンドの資源管理ログファイルのサイズ(バイト)
Sm × Gn
変動要因 | 記号 | 説明 |
---|---|---|
ログファイルの切り替えサイズ | Sm | 資源管理動作環境定義ファイルの" DE_SYSLOGMAX "パラメタで定義されている、資源管理ログファイルの切り替えを行うファイルサイズを指定します。単位はバイトです。 |
ログの世代数 | Gn | 資源管理ログファイルを保存する世代数を指定します。 資源管理ログファイルの世代管理を行う場合は、「2」となります。 |
注意
ロードコマンドの資源管理ログファイルについては、資源管理ログファイルの世代管理を行わない場合は、自動で削除を行いません。ログファイル削除を行う場合は、OSのコマンドにて世代数を超過したファイルを削除してください。
ポイント
マルチサーバ構成時、制御サーバセットとローダサーバセットを同じサーバマシン上に配置する場合、資源管理ログファイルとロードコマンドのログファイルは同じファイルを共有します。
ロードコマンドの資源管理調査用ログファイルのサイズ(バイト)
Um × Gn
変動要因 | 記号 | 説明 |
---|---|---|
ログファイルの切り替えサイズ | Um | 資源管理動作環境定義ファイルの" DE_USRLOGMAX "パラメタで定義されている、資源管理調査用ログファイルの切り替えを行うファイルサイズを指定します。単位はバイトです。 |
ログの世代数 | Gn | 資源管理調査用ログファイルを保存する世代数を指定します。資源管理調査用ログファイルの世代管理を行う場合は、「2」となります。 |
注意
ロードコマンドの資源管理調査用ログファイルについては、資源管理調査用ログファイルの世代管理を行わない場合は、自動で削除を行いません。ログファイル削除を行う場合は、OSのコマンドにて世代数を超過したファイルを削除してください。
ポイント
マルチサーバ構成時、制御サーバセットとローダサーバセットを同じサーバマシン上に配置する場合、資源管理調査用ログファイルとロードコマンドの資源管理調査用ログファイルは同じファイルを共有します。
DSSクライアント機能のログファイルのサイズ(メガバイト)
DSSクライアント機能の運用ログを出力するために、/varディレクトリ配下に以下のディスク容量が必要です。空き容量が足りない場合は、該当するファイルシステムのサイズを拡張してください。
2048 + 100 × Fs
変動要因 | 記号 | 説明 |
---|---|---|
ファイルシステム数 | Fs | DSSサーバで運用するファイルシステムの数です。 |
注意
オールインワン構成の場合は、DSSクライアントはインストールされないため、DSSクライアント機能のログファイルサイズの見積もりを行う必要はありません。