ここでは、DSSファイルシステムで、ファイルシステムのバックアップ・リストアに必要なハードウェア、バックアップ・リストアの方法について説明します。
必須ハードウェア
DSS ファイルシステムのバックアップでは、テープ装置またはハードディスク装置をバックアップ装置として使用します。
バックアップ・リストア方法
DSS ファイルシステムでは、以下の方法でファイルシステムごとにバックアップ・リストアを実施します。
dd(1) を使用したファイルシステム単位のバックアップ・リストア
cpio(1L) または tar(1) を使用したファイル単位のバックアップ・リストア
DSS ファイルシステムがマルチパーティション構成の場合、ファイルシステム単位のバックアップ・リストアは各パーティション単位に実施する必要があります。テープ装置、ハードディスク装置の構成を I/O 負荷が分散できるように考慮すれば、各パーティションのバックアップ・リストア作業を複数のノードに分散させることで、バックアップ・リストア作業が並行して進められ、バックアップ・リストア作業にかかる時間を短縮できます。
参照
DSS ファイルシステムでのバックアップ・リストアに関する詳細については、“運用ガイド”の“DSSファイルシステムのバックアップとリストア”を参照してください。