ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works V10.3.0 帳票仕分け手引書
FUJITSU Software

B.2 Solarisサーバの場合

lpadminコマンドを使用した、互換用の仕分け仮想プリンタの作成について説明します。

Solarisサーバでは、仕分け仮想プリンタはlpadminコマンドにより作成します。lpadminコマンドを実行するには、スーパーユーザの権限が必要です。lpadminコマンドの詳細は、“Solarisサーバのマニュアル”を参照してください。

lpadminコマンドの使用方法を説明します。


形式
lpadmin -p printer -v /dev/null

説明
-p

仕分け仮想プリンタ名をprinterに14バイト以内で指定します。

-v

プリンタ装置のパス名を指定します。
仕分け仮想プリンタの場合、必ず、/dev/nullを指定してください。


使用例

astprtというプリンタ名で作成する場合の使用例を示します。

lpadmin -p astprt -v /dev/null

なお、仕分け仮想プリンタを削除する場合には、Xウィンドウアプリケーションを使用可能なディスプレイ装置から、admintoolコマンドを起動して、削除してください。

admintool

admintool起動後は、以下の手順で操作します。

  1. プルダウンメニューの【ブラウズ】を選択し、リスト中の【プリンタ】を選択します。

  2. 削除するプリンタを選択します。

  3. プルダウンメニューの【編集】を選択し、リスト中の【削除】を選択します。

  4. 確認のウィンドウが表示されるので、【削除】を選択します。

注意

Solaris版の場合、仕分けを行うかどうかは、LD_LIBRARY_PATH変数に指定します。仕分け仮想プリンタで切り分けることはできません。