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ETERNUS SF Storage Cruiser 15.3 運用ガイド
ETERNUS

11.3.3 デーモンの起動と停止(Linux環境)

Linux環境において、Storage Cruiserマネージャーのデーモンを起動・停止する方法について説明します。


11.3.3.1 SNMPトラップ監視デーモンの起動と停止

運用管理サーバのSNMPトラップ監視デーモンの起動・停止手順は、IPv4アドレスの装置だけを監視する場合と、IPv4アドレスおよびIPv6アドレスの装置を監視する場合で異なります。

IPv4アドレスの装置だけを監視する場合

コマンドを実行するには、OSの管理者(root)権限が必要です。

  • 起動方法

    以下のコマンドを実行します。

    # /etc/init.d/snmptrapd start

    注意

    ServerViewトラップ転送プログラムを使用している環境の場合は、以下の手順で起動してください。

    # /etc/init.d/trpsrvd stop
    # /etc/init.d/snmptrapd start
    # /etc/init.d/trpsrvd start
  • 停止方法

    以下のコマンドを実行します。

    # /etc/init.d/snmptrapd stop

    注意

    snmptrapdを利用している他製品に影響するため、特別な事情がない場合は停止しないでください。

  • 起動確認方法

    以下のコマンドを実行し、プロセスが存在するか確認します。

    # /bin/ps -ef | grep snmptrapd | grep -v grep
IPv4アドレスおよびIPv6アドレスの装置を監視する場合

『ETERNUS SF 導入ガイド』の以下の箇所でIPv6アドレスの装置を監視するための設定を行っている場合、SNMPトラップデーモンの起動・停止方法は以下のとおりです。

  • 「Expressマネージャーのセットアップ」の「SNMPトラップ設定(Linux環境の場合)」

  • 「Storage Cruiserマネージャーのセットアップ」の「SNMPトラップ設定(Linux環境の場合)」

コマンドを実行するには、OSの管理者(root)権限が必要です。

  • 起動方法

    以下のコマンドを実行します。

    # /opt/FJSVswstt/bin/mpnm-trapd start
  • 停止方法

    以下のコマンドを実行します。

    # /opt/FJSVswstt/bin/mpnm-trapd stop
  • 起動確認方法

    以下のコマンドを実行し、プロセスが存在するか確認します。

    # /bin/ps -ef | grep nwsnmp-trapd | grep -v grep

11.3.3.2 デーモンの起動と停止

コマンドを実行するには、OSの管理者(root)権限が必要です。

参考

『ETERNUS SF 導入ガイド』の以下の箇所でIPv6アドレスの装置を監視するための設定を行っている場合、SNMPトラップ監視デーモンの起動・停止も同時に行われます。

  • 「Expressマネージャーのセットアップ」の「SNMPトラップ設定(Linux環境の場合)」

  • 「Storage Cruiserマネージャーのセットアップ」の「SNMPトラップ設定(Linux環境の場合)」