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ETERNUS SF Storage Cruiser 15.3 運用ガイド
ETERNUS

8.3.3 手動組込み装置の部品交換

手動組込み装置のHBAやアダプター(CA)、ドライブなどの故障部品の交換によってWWPNが変更された場合、本製品は自動的に交換事象を検出できません。

装置の部品交換後に、以下の手順でアクセスパスの再設定を実施してください。

手動組込みサーバノードのHBAを交換した場合

  1. 交換先のHBAの検出

    対象サーバにHBAを追加します。

    1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。

    2. メインペインで、サーバ名をクリックします。

    3. アクションペインで、[HBA]の下にある[追加]をクリックします。

    4. 交換先のHBAを登録します。

  2. 交換先のHBAの確認

    1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。

    2. メインペインで、サーバ名をクリックします。

    3. メインペインで、交換前と交換先のHBAが表示されていることを確認します。

  3. アクセスパス変更

    1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。

    2. [サーバ]ペインで、[アクセスパス]をクリックします。

    3. メインペインで、変更対象のアクセスパスのチェックボックスをチェックします。

    4. アクションペインで、[アクセスパス]の下にある[変更]をクリックします。

    5. アクセスパス設定を変更します。

  4. アクセスパスの変更確認

    1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。

    2. [サーバ]ペインで、[アクセスパス]をクリックします。

    3. 交換先のHBAを使用して、アクセスパスが設定されていることを確認します。

  5. 交換前のHBAの削除

    1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。

    2. メインペインで、サーバ名をクリックします。

    3. メインペインで、交換前のHBAのチェックボックスをチェックします。

    4. アクションペインで、[HBA]の下にある[削除]をクリックします。

    5. 交換前のHBAを削除します。

  6. 後作業

    設定変更後、活性構成変更をサポートしていないサーバノードの場合は再起動してください。

手動組込みディスクアレイ、手動組込みテープライブラリのアダプター(CA)を交換した場合

  1. 手動組込み装置の交換後のアダプター(CA)を登録

    • 手動組込みディスクアレイの場合

      1. 手動組込みディスクアレイ一覧画面のメインペインで、手動組込みディスクアレイ名をクリックします。

      2. [ストレージ]ペインで、[ポート]をクリックします。

      3. アクションペインで、[ポート]の下にある[追加]をクリックします。

      4. 新ポートを登録します。
        手動組込みディスクアレイのポート一覧画面に新ポートが表示されることを確認してください。

    • 手動組込みテープライブラリの場合

      1. 手動組込みテープライブラリ一覧画面のメインペインで、手動組込みテープライブラリ名をクリックします。

      2. [ストレージ]ペインで、[ポート]をクリックします。

      3. アクションペインで、[ポート]の下にある[追加]をクリックします。

      4. 新ポートを登録します。
        手動組込みテープライブラリのポート一覧画面に、新ポートが表示されることを確認してください。

  2. ゾーニング削除

    1. グローバルナビゲーションタブの[ネットワーク]をクリックします。

    2. メインペインで、スイッチ名をクリックします。

    3. カテゴリーペインで、[ゾーニング]をクリックします。

    4. メインペインで、手動組込み装置のWWPNを使って構成されているゾーニングのチェックボックスをチェックします。

    5. アクションペインで、[ゾーニング]の下にある[削除]をクリックします。

    6. ゾーニングを削除します。
      ゾーニング一覧画面で、手動組込み装置のWWPNで構成されているゾーニングが削除されていることを確認してください。

    注意

    1対1のゾーニングでない場合は、他のセキュリティ設定が影響を受けないことを確認してください。

  3. アクセスパス追加

    1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。

    2. [サーバ]ペインで、[アクセスパス]をクリックします。

    3. アクションペインで、[アクセスパス]の下にある[追加 (その他)]をクリックします。

    4. アクセスパスを登録してください。アクセスパスの定義は、以下を選択してください。

      • ポート:手動組込み装置に追加した新ポート

      • HBA:手動組込み装置と論理結線されていたHBA

      ゾーニング一覧画面で、手動組込み装置のWWPNで構成されているゾーニングが作成されていることを確認してください。

  4. 手動組込み装置の交換前のアダプター(CA)を削除

    • 手動組込みディスクアレイの場合

      1. 手動組込みディスクアレイ一覧画面のメインペインで、手動組込みディスクアレイ名をクリックします。

      2. [ストレージ]ペインで、[ポート]をクリックします。

      3. メインペインで、交換前のポートのチェックボックスをチェックします。

      4. アクションペインで、[ポート]の下にある[削除]をクリックします。

      5. 交換対象ポートを削除します。
        ポート一覧画面に交換対象ポートが表示されないことを確認してください。

    • 手動組込みテープライブラリの場合

      1. 手動組込みテープライブラリ一覧画面のメインペインで、手動組込みテープライブラリ名をクリックします。

      2. [ストレージ]ペインで、[ポート]をクリックします。

      3. メインペインで、交換前のポートのチェックボックスをチェックします。

      4. アクションペインで、[ポート]の下にある[削除]をクリックします。

      5. 交換対象ポートを削除します。
        ポート一覧画面に交換対象ポートが表示されないことを確認してください。

  5. 後作業

    設定変更後、活性構成変更をサポートしていないサーバノードを再起動してください。