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ETERNUS SF Storage Cruiser 15.3 運用ガイド
ETERNUS

4.1.1 Solaris OSサーバノード(ホスト)

Solaris OSサーバノードに対してエージェントをインストールして管理する方式とインストールしないで管理する方式の2種類を提供します。

エージェントをインストールした場合と、インストールしない(手動組込みで登録した)場合には機能差があります。

参照

エージェントの監視できる対象製品は、「3.2 管理可能なサーバノードミドルウェア」を参照してください。

注意

Solaris OSサーバノードをエージェントで管理する場合の制限事項

  • 複数のコントローラ番号のデバイスファイルが生成される場合

    1つのHBAから異なる種類のストレージをアクセスするため、複数種類のデバイスドライバを使用すると、1つのHBAに対して2つ以上のコントローラ番号のデバイスファイルが生成される場合があります。本製品はこの状態をサポートしていません。

    情報の確保や表示に問題がある場合は、手動組込み機能を用いてサーバノードを管理してください。手動組込み機能は、「5.2.6 手動組込み装置の登録方法」を参照してください。

4.1.1.1 SNIA HBA APIライブラリの設定

Solaris OSサーバノードに搭載したHBAを管理するには、HBAベンダーが配布するSNIA HBA APIライブラリのインストールが必要です。

HBA APIライブラリのインストール方法は、下記のURLの「SNIA HBA APIライブラリ インストールガイド」を参照してください。

http://storage-system.fujitsu.com/jp/eternus-sf/cruiser/download/


4.1.1.2 Nポートの設定

ファイバーチャネルスイッチに接続する場合は、HBA側にNポート設定が必要です。HBAのポートをNポートにする方法は、HBA ごとに異なります。それぞれの設定方法を以下に示します。

Solaris OS標準emlxsドライバ(対象HBA:XSEFC401AF、XSEFC402AF、SG-XPCIE2FC-EM4、SG-XPCIE2FC-EM8など)

/kernel/drv/emlxs.conf ファイルの emlxsX-topology パラメーターに、2 を指定します。

#
# +++ Fibre Channel specific parameters +++
#
# topology: link topology for initializing the Fibre Channel connection.
#
#          0 = attempt loop mode, if it fails attempt point-to-point mode
#          2 = attempt point-to-point mode only
#          4 = attempt loop mode only
#          6 = attempt point-to-point mode, if it fails attempt loop mode
#
# Set point-to-point mode if you want to run as an N_Port.
# Set loop mode if you want to run as an NL_Port.
#
# Range: Min:0 Max:6 Default:0
#
emlxs0-topology=2;
emlxs1-topology=2;
Solaris OS標準qlcドライバ(対象HBA:SE0X7F21F、SE0X7F22F、SGXPCI1FC-QF4、SG-XPCIE2FC-QF8など)

Nポートの設定は不要です。