A.8.2 カスケードコピー

カスケードコピーとは、実行中のコピーセッションのコピー元ボリューム(またはコピー先ボリューム)に対して、さらにコピーセッションを追加する方法です。

図A.15 カスケードコピーの概念図

注意

Offloaded Data Transfer(以降、ODXと略します)セッションまたはExtended Copy(以降、XCOPYと略します)セッションで使用しているコピー先ボリュームをコピー元ボリュームに指定したカスケードコピーを実行できます。

図A.16 ODXセッションまたはXCOPYセッションとのカスケードコピー

注：ファームウェア版数がV10L50より前の以下ETERNUS ディスクアレイでは、ODXセッションまたはXCOPYセッションで使用しているボリュームを使用したカスケードコピーは実行できません。