アドバンスト・コピー機能をコマンドで操作する場合の手順を説明します。
参照
コマンドの説明は、『ETERNUS SF 運用ガイド Copy Control Module編』の「各種コマンド」を参照してください。
アクセスボリュームの設定
ETERNUS ディスクアレイにボリュームを作成し、運用管理サーバにそのボリュームを割り当てます。
『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「アクセスボリュームの設定」を参照して、ボリュームを割り当ててください。
ETERNUS ディスクアレイの登録
acarray addコマンドを使用して、ETERNUS ディスクアレイを登録します。
このとき、ETERNUS ディスクアレイの接続形態も同時に設定します。
注意
acarray addコマンドの-aオプションで指定するETERNUS ディスクアレイ名には、Expressに登録されているそのETERNUS ディスクアレイのディスクアレイ名を指定します。
異なる名前で登録した場合、Webコンソールを使用したアドバンスト・コピーは使用できません。
コピーグループの作成
acgroup createコマンドを使用して、コピーグループを作成します。
コピーペアの追加
acpair addコマンドを使用して、コピーグループにコピーペアを追加します。
コピーの実行
コピー機能ごとに用意されたコピー開始コマンドを使用して、コピーを実行します。
注意
コピーやSIDが“???”と表示される場合は、アクセスボリュームが誤っている可能性があります。acarray detailコマンドで、アクセスボリュームを確認してください。
アクセスボリュームが誤っている場合は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「アクセスボリュームの設定」を参照して、正しいアクセスボリュームを設定してください。
リモートコピー(REC)においてコピーモードを変更する場合、acec suspendコマンドでコピーを一時中断してから、acec change (同期型高速コピーのモード変更コマンド)を実行してください。