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ETERNUS SF Express 15.3/ Storage Cruiser 15.3 イベント説明書
ETERNUS

第2章 装置ポーリングイベント

本製品の装置ポーリング機能は、装置の状態変化を検出すると、以下のようにイベントに表示します。

注意

[設定の再読み込み]処理によって状態変化を検出した場合は、これらのイベントが表示されません。

事象

レベル

イベント表示

対処方法

状態が異常に変化したとき

Error

Unit status changed: Error

装置の状態を確認してください。

状態が警告に変化したとき

Warning

Unit status changed: Warning

状態が正常に変化したとき

Information

Unit status changed: OK

ありません。

通信不可に変化したとき

Warning

Connection Timeout

マネージャーと当該装置間のLANが正しく動作しているか確認してください。各装置の状態、SNMPなどのネットワーク通信用プロセスが動作していること、サーバノードエージェントの場合はエージェントが正しく動作していることを確認してください。

SNMPを利用して通信する装置で、装置のコミュニティー名を変更したときは、以下のどちらかの方法で再設定してください。

  • ETERNUS SF Webコンソールを利用する場合

    『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「ETERNUS ディスクアレイ情報の変更」を実行してSNMPコミュニティー名を変更します。

  • 設定ファイルを直接編集する場合

    この方法は、Storage Cruiser利用時だけ可能です。詳細は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「sanma.confパラメーター説明」を参照してください。

    1. sanma.confファイルのSNMP_COMMUNITY_NAME_FOR_IPパラメーターを設定します。

    2. 設定した内容をシステムに反映します。

通信が回復したとき

Information

Connection OK

ありません。

ポーリング機能に異常があったとき

Error

[Polling] (エラー事象)

イベントメッセージに応じて対処してください。

  • Command could not be executed: commandName

    運用管理サーバの資源不足により、コマンドの起動に失敗した場合に発生します。
    一時的に発生する場合は対処不要ですが、定常的に発生する場合は、運用管理サーバのシステム資源枯渇(メモリやファイルディスクリプタの不足)が発生していないか確認してください。

  • XML File can not read: fileName

    XML定義ファイルの読込みに失敗した場合に発生します。定義内容に誤りがないか確認してください。

  • XML File not found: fileName

    XML定義ファイルが存在しない場合に発生します。正しいディレクトリパスにファイルが存在するか確認してください。

  • その他

    当該メッセージおよび調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


通信不可から回復したときのイベント表示は、ポーリング方式によって以下のように異なります。

参照

ポーリング方法は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「装置ポーリング」を参照してください。