差分抽出を行う場合は、-tオプションで指定した作業ディレクトリに以下の空き容量が必要です。
見積り式
ディスク空き容量 = ( R + J + C2 ) × 抽出件数
R:抽出レコード長(単位はバイト)
“A.4.2 全件抽出時の作業域の容量見積り”を参照してください。
J:表単位のレプリケーションの場合のジャーナル形式指定時のサイズ(単位はバイト)
表単位のレプリケーションの場合で、抽出差分形式(DIFFTYPE)に“JNL”を指定した場合は8となります。
表単位のレプリケーションの場合で、抽出差分形式(DIFFTYPE)に“OPEN”を指定した場合は0となります。
グループ単位のレプリケーションの場合は0となります。
C2:コード変換・バイトオーダ変換指定時のサイズ(単位はバイト)
抽出定義時のデータベースコード系(INCODE)と抽出コード系(OUTCODE)が異なる場合、もしくはバイトスワップの指定(BYTESWAP)に“NO”以外を指定した場合には、“R:抽出レコード長”になります。これ以外の場合は0となります。
1つのUPDATE文でPRIMARY KEYなどの一意な列を更新し、複数のレコードを更新対象とする場合に使用する環境変数LX_REPSETUPD_TMPのディレクトリには、以下の容量が必要になります。
作業ファイルは、見積り式の結果が256Kバイトを超過する場合に一時的に作成します。
見積り式