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Linkexpress Replication option 説明書
FUJITSU Software

A.2.2 差分ログファイルの容量見積り

差分ログファイルのサイズは、以下の見積り式に基づいて決定してください。

見積り式

差分ログファイルのサイズ = L × H

L:単位時間当たりの平均ログ量

H:一括差分複写業務のスケジュール間隔の時間

単位時間当たりの平均ログ量(L) = R × ( 1 + U ) × 更新件数

R:差分ログのレコード長(単位はバイト)

U:結合キーの値を更新するSQL文の比率 (0~1)

差分ログのレコード長(R) = 2 + ( N1 + D1 ) + ( N2 + D2 ) + … ( Ni + Di )

N1、N2…Ni:ナル表示域の長さ

抽出する項目にナル表示域を指定した場合は2となります。指定しない場合は0となります。(単位はバイト)

D1、D2…Di:抽出する各項目の表示長

可変長の場合は、最大長で見積りを行ってください。(単位はバイト)

注意

  • 差分ログファイルは、自動的に容量が拡張されます。拡張された領域は、抽出処理によって差分データが抽出されるときに自動的に返却されます。拡張サイズを以下に示します。

    初期量

    拡張サイズ

    20メガバイト未満

    初期量の25%

    20メガバイト以上、2ギガバイト未満

    5メガバイト

  • 項目の表示長については、“3.1.1.3 Oracleのサポート範囲”および“Oracleのマニュアル(Pro*C)”を参照してください。